借家として暮らしていた築37年の住宅を購入し、骨組みだけを残して内装や間取りを全面改修。
約12畳のリビングは、かつて独立した和室の寝室だった場所。大きな開口を庭に面して設け、開放感あふれる空間となった。さらにキッチンは北側から南へ移動し、ダイニングと一体化した約17畳の広さに。天井には古い梁を現しにして、建物の歴史を感じさせている。
2階には元々3つあった個室のうち1部屋と押し入れを改装し、家族共用のライブラリーを新設。勉強や趣味に活用できるスペースとして、多目的に使える空間になった。そこからは約12畳のルーフバルコニーに出ることができ、屋外の開放感を楽しめる造りとなっている。
改修:2023年12月
敷地面積:203.6平方メートル(61.6坪)
建築面積:95.0平方メートル(28.7坪)
延床面積:139.1平方メートル(42.1坪)
構造:木造在来工法
設計:宇賀神亮/アトリエルル