大阪・関西万博で盛り上がる大阪で、坂本が、宝塚歌劇団出身の一路、ベーシストでもある中村ら豪華共演陣と1ヶ月間にわたる“プレミアム”なステージを実施する。
坂本と一路は、TBS系で2023年4月放送のドラマ『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』で共演し、プライベートでも仲がよいという。「舞台での共演がかなってうれしい」と喜んだ。
初共演を振り返り、坂本は「(一路は)お付きの人が何人もいるようなイメージがあったけれど、全然違って、なんでもご自分でやられて、自然体、かっこつけなくて、エッ?と目からウロコでした(笑)」と証言。
当時、一路が「私あんまりドラマやったことないんで、教えてほしい」と質問したところ、坂本にとっても「私も…」という状況で、「2人で頑張らなきゃ」と撮影に励んだという。一路は「たぶんプロデューサーの石井ふく子さんがドラマに慣れていない2人をキャスティングされたんだと思う」と想像した。
中村は「(どのジャンルでも)要は人間を演じるから、どういう空間であっても、本人の人間性がでちゃうから、そこが勝負。そこがお二人の魅力です」とにっこり。坂本と一路は「とってもおちゃめ」「そのままお返ししたい」と言い合うなど、和気あいあいだった。
第一部は芝居「弁天お春騒動記」(作:齋藤雅文、演出:宮田慶子)となり、近代化する明治時代を舞台に、新しいもの、大切なものを描く。