BSテレ東はきょう6日午後10時から、3週連続で『パワーめしを食う』を放送する。

 「汗して働く人がかきこむ飯は、やみつきになるほどウマい!!」をコンセプトに、働く人々を支える活力源=「パワーめし」を躍動感あふれる映像とともに紹介する。
知られざる「街の人気店」の名物メニューが続々登場する。さらに、働く人たちをよりみずみずしく、カッコよく描き、地に足の着いた日本の姿を描く。俳優の浜野謙太がナビゲーターを務める。

 6日に登場するのは、千葉県成田市にある大人気の中華定食店。創業50年、店主は、亡き父の味を継いだ娘。「昼だけ営業の店」ながら、1日に米8升を消費するという盛況ぶりだ。人気の理由はほとんどの客が注文する「肉朝鮮焼定食」。脂ののった豚バラ肉に、秘伝の酒ニンニクを使っている。その焼肉を楽しみに今日も働く人がいる。脱サラして農家に転身し、毎朝5時からレンコン掘りをする39歳。その男性には、こだわりの食べ方があるという。

【コメント】
■浜野謙太
――初回収録を終えての感想は?
こんなにスピーディーにリズミカルにやったナレーションは初めてで、怒とうのようにすぐ終わったなという感じです。
VTRもナレーション原稿も、テンションが高い!ずっとシャウトしてた感じですね(笑)。楽しかったです!あと、ナレーションの前に「じゃあそんな感じで“歌ってください”」と言われたのは初めてです(笑)。

――浜野さんにとっての「パワーめし」はありますか?
食べたり飲んだりするのは大好きで、そのためにジムに行ったりしています。しかもうちの最寄り駅には本当においしいものがいっぱいあって、絞れないんですけど…、家族や友達と一緒ではなくて、1人で食う、ワインを飲みまくる!あと最寄り駅の駅前はインドカレー店がいくつかあるので、そこで気分に合わせて食べる感じです。

――おいしいものを食べた後は、どんな気持ちですか?
僕は40歳過ぎてから、ちゃんと感情を表情に出そうと決めたんです。だから好きな音楽がかかったらいっぱい踊るし、食べたものがおいしかったら「ああ!」と表情に出そうと決めてます。だから、おいしいものを食べた時は、「うああ!」と(声と身振りで表現しながら)恍惚の表情です(笑)。

――番組の見どころは?
食べたいという欲望がなんで生まれるかというと、人間が活動して、働いているからですよね。その食べたい欲望にものすごく寄り添ってくれている、メチャクチャ良い番組だと思います。おいしく食べている人の表情を、これでもかというほどアップで撮っている番組なので、堪能していただけると思います。ぜひ「パワーめしを食う」見てやってください!

■番組プロデューサー・三沢大助(BSテレ東 制作部)
「ずるい番組だな…」。初回放送の試写を終えたときに、スタッフみんながつぶやいた言葉です。
この番組のウリは「画面から匂いまで感じるようなウマいメシ」…もちろんそれは間違いないのですが、実は私たちテレビマンにとっては、もっとおいしいネタであふれているのです。懸命に働く人の汗びっしょりの顔と、うまそうにメシをほおばるお客さんたちを見つめる店主の笑顔…。一皿の料理をめぐる人々の物語…ぜひ、お腹をすかせてご覧ください!
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