俳優の向井理が、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹と俳優の満島真之介が出演する、7日放送の日本テレビ『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(毎週日曜 後0:45~後2:00※関東ローカル)にゲスト出演する。

 同番組は、兼近と満島がゲストとともに、おいしいものを食べにドライブする台本も仕込みもない旅番組。
誰が旅の代金を支払うかはゲームで決める。今回は、山梨・富士吉田市を旅する。

 向井が待っていたのは「新倉富士浅間神社」。向井は、満島とは共演したことがあり、兼近とはバラエティーですれ違ったことがあるくらいの仲だという。車に乗りこむと、まずは向井の年齢の話題に。43歳の向井の同い年の俳優は「綾野剛とか斎藤工とかかな。尾野真千子とか柴咲コウちゃんとか」「1個下が多いかもね、小栗(旬)さんとか(永山)瑛太とか。学園ものが多かった時代」とスター俳優がずらりと並ぶ。満島が「でも、向井さんはあんまり(学園ものの)イメージがない」と首をかしげると、向井は「大学卒業して就職して、からのこっち(俳優)の仕事だから」という。23歳から俳優の仕事を始めて「忙しかったのは27、8歳の時。週7日ドラマに出て、休みが年に10日とか」と当時の多忙な日々を振り返る。

 最初の店は「FabCafe Fuji」。
話題は向井のデビューのきっかけについて。「大学卒業して一応サラリーマン、飲食事業の会社でサラリーマンを1年弱やって」という向井。「そこでバーテンダーをやってた時に、当時のマネージャーがスカウトに来た。やりたくないって断った」と振り返る。それでも後日、連絡が来て向井の俳優としての将来の計画を熱く語るスカウトの話を聞いて「俳優とかじゃなくて、こういう熱い人と仕事してみたいと思って」俳優の道を踏み出したと語る。そうして23歳でデビューした向井だが「周りの俳優たちはみんな10代からゴリゴリやってる人たちだったからだいぶ腰が引けてる状態で」「監督にもすっごい怒られた」とデビュー当時の苦労を語る。

 次に3人が立ち寄ったのは、移動中に偶然見つけた古着の完全セルフ無人販売店「フジクロージング」。向井と兼近・満島が、お互いに相手に似合いそうな服を選ぶことに。兼近・満島が向井のために選んだのは「(青木)マッチョがラヴィット!で着るヤツ」。向井が兼近のために選んだのは「転生ドン小西」、満島のために選んだのは「トラウト」。果たして3人は選んでもらった服を気に入るのか。

 次の店は、富士吉田の名店「手打ちうどん ムサシ」。
向井の家族の話題で盛り上がる。「海外に行ってる人が多い家系かも」という向井。3つ上の兄は海外赴任中で、母親も留学経験があり、おじさん2人も海外赴任していて「最初から普通に海外に行けました」と語る向井。「保育園の時にいきなりギリシャとベルギーに連れていかれた」と笑う。「だからいつも海外で仕事するときは絶対地元の人の家で1泊する」という。

 次の目的地に向かう車中では、唐突に視聴者からの“音声悩み相談”という斬新な企画が始まる。カーラジオ風に流れてきた視聴者からの切なすぎる恋愛相談に対して回答する。

 シフォンケーキ専門店「シフォン富士」で、お土産のシフォンケーキを買い、完全予約制の体験型工房「BLACK CAT」へ。手作りの革製キーホルダーづくりに挑戦する。いつも通りはしゃぎながら作業する兼近・満島と、真剣に黙々と作業する向井のコントラストが面白い映像となっている。

 最後の店は、江戸時代末期の住宅をリノベーションした「古民家カフェ KONOHANA」。ここでは向井の役者としてのこだわりを聞くことに。
「自分がこの役を演じるからには、俺を選んでよかったなって思ってもらえるように」役に向き合っていると語る。最後は絶品デザートで大はしゃぎする。
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