番組では、6月から日本上空に“3つの高気圧が同時に張り出す”という異例の配置が観測され、観測史上類を見ない猛暑を招いたメカニズムを解説。さらに猛暑と豪雨の組み合わせが引き起こす新たな災害にも警鐘を鳴らす。マンホールのふたを吹き飛ばす“エアハンマー”や、突風を発生させる“ダウンバースト”の脅威を紹介する。
タモリは日本最大級の気象情報会社ウェザーニューズ社を訪問。精度90%を誇る「ゲリラ雷雨予測システム」を取材し、その仕組みや現場の取り組みに迫る。短時間で局地的に降るゲリラ雷雨をどう予測するのか、最前線の技術が明かされる。タモリ自身も危険な雲の見極めに挑戦し、身を守るための知識を学んでいく。
スタジオには、俳優の木村佳乃、三重大学大学院教授の立花義裕氏、東京大学大学院特任教授で経済学者の鈴木宣弘氏を迎え、科学的な視点から日本の暑さを議論。さらに平均気温が1度上昇した場合に生活がどう変化するのかを番組独自にシミュレーションする。