上映当日の昼に行われたプレスカンファレンスとフォトコールでは、色鮮やかな花柄をあしらった黒基調のドレスに黒いジャケットを羽織り、シックで落ち着いた装いを披露。映画祭の格式ある場にふさわしい気品を漂わせた。
そして夜、メイン会場「パラッツォ・デル・シネマ」のレッドカーペットに、芦田は鮮やかなブルーのワンショルダードレスをまとって登場。シンプルながらもエレガントなシルエットが、彼女の存在感をいっそう引き立てた。海外メディアのシャッター音が鳴り止まず、彼女が笑顔で手を振るたびに会場からは歓声が上がった。
会場では、サインをしたり写真撮影をしたりとファンサービスにも笑顔で応じていた芦田。初めてのベネチア映画祭を心から楽しんでいる様子を見せた。
レッドカーペットを歩いた感想を問われると、芦田は「作品を楽しみにしてくださっていたお客様がたくさんいらっしゃって、スカーレットや聖や監督の写真を持って、サインをお願いされる方もいて、その気持ちがうれしかったです!」とコメントし、ファンへの感謝を語った。
ワールドプレミアとなった本編を鑑賞した観客からは、「スカーレットを演じた芦田さんの声が素晴らしかった。特に苦悩するシーンでの感情表現に胸を打たれました」(20代女性)といった感想も寄せられた。
世界の大舞台で一際輝いた芦田愛菜。