「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(通称:チェリまほ)」の作者として知られる豊田悠氏が、2014年から2020年にかけて月刊コミックバンチで連載していた漫画を実写化。
元カノから娘を預けられた、接骨院を営む千石哲(松島)と、妻と離婚し、息子を引き取った漫画編集者の晴海昌弘(白洲)。シングルファーザーとして子育てに奮闘することになった2人は、慣れない生活を助け合うべく、ルームシェアを選択する。
“父、父、娘、息子”の4人で始まった共同生活は、波乱&困惑の連続――ひと筋縄ではいかない子どもたちとの生活やご飯作り…日々奮闘しながらも成長を重ねていく父と子どもたちの、「新しい家族のカタチ」を描くハートフルな物語となる。
「レシピ」は、「Steal The Show」との両A面シングル。「うれしい時、楽しい時、大変な時――日々生きている中で大切な誰かと過ごす時間、支え合う気持ちが人生を彩るレシピなんだよ」という、当たり前に過ごしている日常の幸せを歌った一曲で、「辛い瞬間があっても、おいしいご飯を食べて明日から頑張ろう!」と、優しく前向きな気持ちにしてくれるドラマのテイストともリンクした楽曲になっている。
新体制後初のドラマ主題歌に喜びの笑顔を見せた松島は、「レシピ」を「ドラマの情景が浮かぶようなハートフルな楽曲」と分析。「ドラマのどんなポイントでこのイントロがかかるのかな、と個人的にとても楽しみにしています」と期待を寄せ、「皆さんにもこの『レシピ』という楽曲が伝えようとしている“自分の隣にはいろんな人がいて、必ず誰かが支えてくれているから、あなたは1人じゃないんだよ”っていうメッセージと、ドラマが伝えようとしているメッセージ、照らし合わせながらいろいろ感じていただけたらうれしいです」と、語っている。
このほど、松島、白洲、そして愛梨役の棚橋乃望、清一郎役の櫻とともにクランクイン。父×2、子×2が一堂に会するシーンで物語は幕を開けた。松島は「ほどよい緊張感と癒し空間で、子どもたちの“その場で生まれる空気感”が面白く、それに自分も対応していこうと好奇心が芽生えていく感じが、今までの作品とはまた違った感情ですごく新鮮です」と感想を明かす。「父親役というのも新しい挑戦。
白洲も「子どもたちとガッツリ1日撮影をする日から入ったので、どこか心配もありましたが、楽しくスタートできてよかった」と安堵。「現場はとてもいい雰囲気で、幸せな空気がずっと流れている感じがしました」と笑顔を見せつつ、「2人ともさらに距離を縮めることができて、すごくいい時間が過ごせましたし、子どもたちのプロフェッショナルさを目の当たりにして、気を抜いていられないなとも思いました」と、気合を入れ直した。
放送スタートに向け、松島と白洲からあらためてメッセージも。松島からは、「家族の温かみや毎日のご飯といった“当たり前に触れていたもの”が実はすごく深い意味を持っている、というその大切さや愛情をとても感じる作品です」。白洲は「撮影が始まる前から、大事にしたいよね、と思っていたテーマや、撮影をしながらの発見も続けていきながら、みんなでいい作品にしていけたらと思いますので、出来上がったものをぜひお楽しみに」と、力強いコメントを寄せている。