物語は、大関和さんと鈴木雅さんという2人のトレンドナースをモチーフに描く、考え方もやり方もまるで違う2人の主人公のバディドラマ。
内田慈が演じる柳川文は、瑞穂屋の店員。店の商品を誰よりも知り尽くしていて、外国人の接客もこなす。
――「風、薫る」に出演される意気込み
私、飛び上がりました、嬉しくて。文さんは、現段階ではちょっとミステリアスなところがあります。彼女の真ん中に何があるのか丁寧に寄り添い、優しく紐解いていきたいと思います。勉強したいことがたくさんあっていくら時間があっても足りないと感じるほどですが、この準備の時間がとても好きです。観てくださる皆さまにとって、「風、薫る」の放送が楽しみで早起きしちゃう、そんな作品にできたらな。
――連続テレビ小説出演歴
「まれ」に京極ミズハ役で出演してから、時を経て2回目の朝ドラ出演になります。ミズハは石川県輪島市の架空の村・外浦村に移住してきて、輪島市役所に勤めていた土屋太鳳さん演じる希(まれ)を困らせるクセモノの音楽家。能登半島でのライブシーンを演じるためにシンガーソングライターのミナクマリさんに楽曲提供&ご指導いただき、『Iamhere』を1ヶ月半練習し、インドの楽器シタールを演奏しながら歌いました。
――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
NHKのドラマ「お別れホスピタル」で療養病棟で働く看護主任・赤根涼子役を演じたこと、また、家族の最期を見届けた経験もあったことから、看護する側と看護される側(そしてそのご家族たち)がどんな関係だったらお互いにステキなのだろう、ということをよく考えます。「不安」という共通の敵に力を合わせて向き合える同士みたいな関係になれたらステキなのかな、なんて今は思っています。