俳優の見上愛、上坂樹里がW主演を務める、2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』の新たなキャストとして、小倉史也の出演が決定した。

 物語は、大関和さんと鈴木雅さんという2人のトレンドナースをモチーフに描く、考え方もやり方もまるで違う2人の主人公のバディドラマ
同じ看護婦養成所を卒業した2人が患者や医師たちと向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になっていく姿を描く。明治という激動の社会を舞台に、ちょっと型破りな2人のナースの冒険物語となり、それぞれ生きづらさを抱えた2人の女性が、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守ために奔走し、時に強き者と戦っていくストーリー。

 小倉史也が演じる松原喜介は、瑞穂屋の手代でありながら、番頭の役割も任されている。

――「風、薫る」に出演される意気込み
この度「風、薫る」に出演させていただけることになり、本当に夢のような気持ちで、ワクワクがとまりません、、松原喜介は瑞穂屋の手代という、中間管理職の立場を担う人物です。責任と覚悟を背負いつつ器用に立ち回っている彼を通じて、自分自身も成長していければと思います。

――連続テレビ小説出演歴
子役のころ「天花」に出演させていただきました。ただ夢中で楽しんでいた思い出があります。撮影現場でパタパタ鶴の折り方を教わって今でも折れることがちょっとした自慢です(笑)

――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
3年前に父が亡くなりました。父の闘病中、病院の先生方、在宅で支えてくださった看護師、介護職の方々の姿を目の当たりにしましたし、自分自身も父の介護に携わりました。患者さんと深く向き合い、命と寄り添う姿に触れ、自分もその経験を経て成長できたと思います。日本の看護のルーツにもなっている「風、薫る」の物語。
その世界に参加できることを光栄に思います。
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