俳優の見上愛、上坂樹里がW主演を務める、2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』の新たなキャストとして、広岡由里子の出演が決定した。

 物語は、大関和さんと鈴木雅さんという2人のトレンドナースをモチーフに描く、考え方もやり方もまるで違う2人の主人公のバディドラマ
同じ看護婦養成所を卒業した2人が患者や医師たちと向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になっていく姿を描く。明治という激動の社会を舞台に、ちょっと型破りな2人のナースの冒険物語となり、それぞれ生きづらさを抱えた2人の女性が、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守ために奔走し、時に強き者と戦っていくストーリー。

 広岡由里子が演じる大家キクは、直美が住む長屋の隣人

――「風、薫る」に出演される意気込み
今までの朝ドラでは…「まんてん」では親戚のおばさん、「つばさ」では隣のおばさん、「半分、青い。」では子どもが同級生のおばさん、「エール」では派手な声楽のおばさん、と、すべて身近なおばさんをやらせていただきました。「風、薫る」では長屋のおばさん。いざ衣裳合わせに行くと白髪のカツラを乗せられ!おばさんから一歩進んで、おばあさん!!「わっ、おもしろい!」この直感信じて最後までおもしろがりたいと思います!!

――連続テレビ小説出演歴
「エール」にてピアノを弾くにあたり指は映らなくても腕の動きが必要なのでと、夏の盛りに大汗かきながら2ヶ月ほどピアノの練習に明け暮れたことを覚えています。

――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
2週間程の入院を経験したとき、毎朝毎回「広岡さん、おはようございます」「広岡さん、お加減いかがですか」「広岡さん、熱測ります」と名前を呼んで声をかけていただいたことが入院生活の安心になっていました。看護師さんてすごいなと感謝したものです。
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