番組では、メンバーの自慢のお宝を公開し、さらにその価値を鑑定する企画が行われた。そこで加藤が持ち込んだお宝は、「25年前ぐらいに購入した、1965年製のストラトキャスター」というフェンダー社のエレクトリック・ギター。スカパラ加入前でアルバイトしている頃に、約90万円で購入したと言う。「プロミュージシャン目指してた時期だったので、これを買って頑張るぞみたいな。そこからローンでちょっとずつ返して」と回想した。
そして、スカパラ加入後は「ほぼこの1本で世界中を回ってきた」としみじみ。傷にも愛着があるようで、「1個だけ、Original Loveの田島貴男さんがつけた傷っていうのがあって」とフェスで酔った田島がギターを借りてセッション、そこでシンバルに打ち付けたという逸話をぶっちゃけ。笑いを誘った。
そして、1500万円という鑑定額が示されると、スタジオからはどよめき、メンバーは立ち上がって拍手を送った。鑑定士は「65年前後のフェンダーっていうのは過渡期で、それまでこだわりの詰まっていた製作から、大量生産に移行するっていうラストピースじゃないですけど、そういった時期。当時のオリジナルが残っていること自体すごい貴重」と分析した。
さらに、傷に対しても「加藤さんがスカパラさんで全国を回りながら、海外を回りながら、少しずつ空気感っていうのを染み込ませてきたものが全部入っていると思うと、本当に楽器というよりは芸術品」と評した。
なお、TVerで見逃し配信中。20日午前0時58分終了予定。