■『ななにー 地下ABEMA』好調で現場も和やか スタッフの笑顔に「こっちも気合が入る」
――本日も長時間の収録、お疲れ様でした!1つ目の収録が、人気の「マスクイケメン&マスク美女」企画の第3弾でした(9月14日放送)。
香取:もうヘトヘトですよ~。ちょっとでも好調なものはすぐやる。そのスピードの速さもやっぱり大事ですよね。
――今回は第3弾にとなると、パワーアップしているのでは?
香取:していましたね。スタッフの本気度を感じました。やっぱり出演者を集めるのも大変だし、今日はもう最後までフルスロットル走り抜けた感がありました。
――過去の回ではどんな反響がありましたか。
香取:スタッフの顔がやっぱり、月に1度会うと「好調です!」っていう雰囲気を最近感じるんです。
――収録自体もかなり雰囲気がいいんですね。
香取:もうそりゃそうです。
――その好調の中で人気なのが「マスクイケメン&マスク美女」企画だということで、その中でも今回はKing & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)さんに似ている方も出演されたんですよね。印象はいかがでしたか?
香取:あの世代の方たちはもうあまり直接は知らないので、知らないからこそ、ふだんテレビで見ているイメージから、すごい似てる!ってなります。知ってる人だと、もっと細かいところまでよく見ちゃって。「いや、ちょっと似てないんじゃない?」とかもあるけど、今回は視聴者の皆さんと同じ感覚なので、“最近よく見る芸能人”みたいな感じで見ていました。だけど、マスク取ったときにね、本人のこだわりもわかるんですけど、あの髭はちょっとな…(笑)
――そこが注目ですか?
香取:注目ですね。みんな思うと思う。でもそこは本人のこだわりだからしょうがない、と言いつつ、そこに寄せてるんだから、だったら、って…(笑)
――収録の中で、「おやっ?」って感じるところがあるのも楽しいポイントですね。
香取:楽しい。ちょっとした嘘も見抜いていきたいです。
■好調の理由は? 自身もABEMA視聴は「ルーティンの1つ」
――この好調の理由は何だと思いますか?
香取:最近のマスクのとかも“いいところ”なんじゃないですかね。エンターテインメントとして、SNSが下手したら1番メインで、皆さん見る時間も長いし、見られる場所も多いし、手軽。そこを掘り下げて、もう1歩先まで労力を使う人たちもなかなかいないんじゃないですか。SNSで短いものがバズって、それで十分なのかなという感じもするけど、だからこそ、そこを掘ってみたら、その先を見たい人が結構いたんだなって。
(番組に)出てる人たちみんなそれぞれ人間ドラマがあっておもしろいですよね。切り取った数秒でおもしろいはずなのに、もっと見ていったら、それぞれのパーソナリティーが見えてきて、より深く知れて、また違うものになって。テレビでは、なかなかここまでSNSで数秒のバズったものを深く掘れなかったりもする。なんで掘れないんだろう。そこやってこなかったんだけど…。だからこそ、やっていってみたら他ではあまり見られないものになっていったという感覚があるかもしれない。
――ABEMAというメディア自体が時代にも合っていたのかもしれませんね。
香取:そうですね。僕は自分が番組を始める前からABEMAの番組を観ていたので、結構“早い”視聴者なんですよ。結構“早い”視聴者としては、ようやくみんないっぱいもっともっと観るようになってくれてきたな、みたいな気持ちです。いまだに僕は必ず1日1回テレビを視聴していて、地上波も見るけど夜に切り替えて、寝るまではABEMA。僕は朝方寝るんですけど、結構な時間ですよ。深夜2時のアベプラの再放送も見ます(笑)。
――完全に日々のルーティンに組み込まれてるんですね。
香取:そうです。1日に4時間、5時間ぐらいは必ず見ているものだから、ルーティンの1つです。
※「草なぎ」の「なぎ」は、弓へんに旧字体の前に刀