春日のテレビ番組での発言「うまんそーれ沖縄」がJリーグのチーム名に似ているという番組エピソードがきっかけとなり、ライブはサッカーがモチーフに。ステージはオリジナルのチームマスコット「うましくん」の幕で飾られ、リスナーはサポーターよろしくライブグッズのサッカービブスに身を包むなど、随所にサッカー要素が盛り込まれていた。
ライブの内容は「通常回」の名の通り、通常の放送回と同様にオープニングトーク、若林のエピソードトーク、春日のエピソードトーク、人気コーナーの「ひろしのコーナー」を展開しつつも、若林と春日がライブ前日に沖縄で体験したエピソードを語り、沖縄にちなんだ企画がコーナーで実施されるなど、ライブ全体を通して沖縄らしさがちりばめられていた。一方で、春日が言葉に言い淀んだときに本当に噛んだのかその場で音声をチェックする、番組では恒例の「チャレンジ」も実施されるという徹底した通常回ぶりには、観客も驚いていた。
また、ラジオを聴くようにふたりのトークに耳を傾けていた観客だったが、会場全体が爆笑に包まれるや指笛を鳴らすなど、沖縄らしいリアクションでライブを盛り上げていく。カーテンコールでは、若林が「沖縄でのライブっていいね」と満足げに語り、春日も「最高の空間だったじゃねえか!なあ、みんな!」と客席を煽るなど、2018年の番組10周年全国ツアー以来の地方ライブに手応えを感じているようだった。