原作は田口囁一氏の『ふたりエスケープ』(一迅社刊)で、かわいいが取り柄の無職の「先輩」と、〆切に追われる漫画家の「後輩」、そんなふたりが繰り広げる現実逃避コメディ。無職でゲーム好き、「現実逃避のプロ」として追い詰められた後輩にさまざまなアドバイス(誘惑)をする先輩役を岩本、日々原稿に追われている漫画家で、先輩に現実逃避をお願いする後輩役を冨里が演じる。冨里は本作が地上波ドラマ初出演にして初主演作となる。
現代人が肌身離さず持つスマートフォンをとんでもない方法で封印してみたり、公園で童心に帰ってみたり、原稿料で豪華な食材を買ってみたり…。タイパ、コスパが叫ばれるこの時代、時間も金も後先考えずに「かわいいが取り柄の無職」(先輩)と「限界漫画家」(後輩)が思い立ったら即行動で現実逃避を繰り広げる。がんじがらめになった現代人にゆるくエールを送る。また、本作は原作者で音楽家としても知られる田口氏が劇伴を担当し、ドラマの世界観を彩る。
今回解禁された映像では、ささやかで愛おしい日常を思わせる歌詞と清野の穏やかで優しい歌声とともに、先輩と後輩の二人暮らしの様子を公開。ソファで寝っ転がりながらゲームする先輩に後輩が現実逃避のお願いをするシーンや深夜ドライブに出かけるシーンも。ドラマの世界観を存分に味わえるトレーラーとなっている。
また、ドラマでは公園で童心に帰って遊んだり、終着駅まで電車に乗ってみたり…。すぐにできるものから思い切りが必要な現実逃避まで登場する。
テレビ大阪で10月4日から毎週土曜深夜0時55分より、テレビ愛知では同日深夜2時15分より放送する。
■オープニング主題歌:清野研太朗 コメント
僕の活動の中でドラマ主題歌というのは初めての経験なので、とてもうれしく思います。今回「ふたりでひとつ」という楽曲を書き下ろしました。ありとあらゆるものに意味が求められて、それでも意味のないものを愛でる。そして、それを大切な人と共有する。そんな当たり前だけど忘れがちなことを教えてくれる作品だと思います。楽曲と合わせて、是非よろしくお願いします。