鈴木氏が放送作家・脚本家を引退する数年前から続編ドラマの制作を熱望し、34年の時を経てついに本人自ら企画として立ち上げ、新たな連続ドラマとして制作が決定。
『サン!シャイン』では撮影の模様が紹介され、武田はクランクイン初日について「着慣れたスポーツウェアを着たような気分になるんですよ、好きな役だから」と振り返り、役どころについて「達郎は小さな建築会社の社長になっているんですけど、社員が少ないんですよ。それで気に入らないけどこの男(せいや)を雇うっていうストーリーなんですけど、この男がエラい騒ぎを起こすっていう」と紹介した。
鈴木氏も「僕が19歳の時に見たドラマで、昔見た名作のリメイクじゃなくて続編を見たいと自分が思ったんです。あの時の達郎さんがどうなったんだろう、結婚して子どもがいて、自分の娘を好きになってしまう男が来た時にどうするんだろうと思いついて」と企画した意図を説明。
前作の脚本を担当した野島伸司氏についても「プロデューサーから言ってみたところ『振り切って思い切ってやってくれ』と野島さんにお墨付きをいただいたんで、鉄矢さんかなり振り切ってやってます」と胸を張った。
■『102回目のプロポーズ』ストーリー
『101回目のプロポーズ』で結ばれた星野達郎(武田)と矢吹薫(浅野)。その2人の娘は幸福なことに母親に似て美人に育ち、母親の才能を継いで人気チェリストとなっている、星野光(唐田)、30歳・独身。そんな光に一目ぼれをする、空野太陽(せいや)、33歳・独身。これまで99回、女性にフラれ続けてきた、非モテ男。だが、光には、既に超イケメンでピアニストで御曹司の恋人、大月音(伊藤健太郎)がいた。