今年2月にTBSを退社した加藤シルビアアナウンサー(39)が29日、都内で行われた『デジタル証券「renga」新サービス開始記者発表会』に参加。加藤アナは退社後初の公の場で、デジタル証券の代表取締役CEOを務める実業家の夫・山本浩平氏と“夫婦初共演”を果たした。


 この日、加藤アナは司会として参加。2人は元衆議院議員の政治評論家でタレントで投資家としても知られる杉村太蔵とトークセッションも実施した。杉村は「2016年に結婚発表になった記事を見返したんです。『一般男性』ってなってましたけど、とんでもない一般男性でしたね」と加藤アナをイジって笑わせていた。

 イベント終了後には取材も実施。今後の活動について加藤アナは「明日で第4子の三女が生後半年になるんです。ここまで駆け抜けてきまして、育児ももちろん大切ですし、大好きではあるんですが、やっぱりどこかで状況さえ許せば社会につながって参画していきたいという気持ちがあります。子育てを第一に考えながら、自分のペースで仕事をこれからさせていただければ」とイメージを語った。その際に杉村とも共演する可能性も。加藤アナは「現役時代の夢が『サンデー・ジャポン』に出ること。薄口アナウンサーとして古巣に1度でもお招きいただければ、これ以上ない喜び」と期待していた。

 加藤アナは2008年に入社。
1年目から『はなまるマーケット』、3年目から『みのもんたの朝ズバッ!』などを担当した。2016年に山本氏と結婚し、17年1月に第1子男児、18年10月に第2子女児を出産。21年6月に第3子を出産した。3児の母として子育てと仕事を両立し、23年に職場復帰を果たした。

 24年12月には、TBS系『Nスタ』(月~金 後3:49)に出演し、第4子を妊娠したことを報告。今年2月をもって約17年勤務した同局を退社し、同4月に自身のインスタグラムを更新して、第4子出産を報告していた。

 山本氏が代表取締役CEOを務めるデジタル証券は30日からオリジナルブランドであるデジタル証券「renga」の個人投資家向け公募初号ファンドの募集受付を開始。これを記念して、デジタル証券「renga」の概要および、デジタル証券の今後の事業戦略を説明する『~“国民総投資家時代”の新たな選択肢~デジタル証券「renga」新サービス開始 記者発表会』が実施された。

 山本氏は、東京大学法学部卒、慶應義塾大学大学院法務研究科終了。2011年9月に司法試験合格後、同年12月に金融庁入庁(法務区分)。金融庁・財務省で勤務し、金融庁退職後、弁護士登録。2020年11月にデジタル証券株式会社を創業した。
また、妻が加藤アナであることを紹介すると、加藤アナは笑顔。同社のPR映像のナレーションを加藤アナが務めていることも明かし、山本氏が「中間コストも削減しています」とジョークを飛ばすと会場には笑いが起きていた。
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