俳優の山口紗弥加(45)29日、東京・神田明神で開かれた同日スタートのABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』(毎週月曜 後8:00)のプレミアムイベントに登場した。

 本作は、天才棋士の父に人生を奪われた国見飛鳥(のん)が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。
辛い過去と向き合いながらも、前に進もうとする力強い女性の姿が丁寧に描かれる。山口は飛鳥の因縁の父である結城彰一(中村獅童)の現在の妻・結城香を演じる。名門の“結城家”が頂点に立つためには手段を選ばず、復讐を仕掛けにくる飛鳥の目の前に大きく立ちはだかる。

 イベントでは将棋にちなみ、登壇者が最近「詰んだ」エピソードを披露した。その中で山口は「徳」とフリップに書くと、「数年前の出来事なのですが…」と温泉旅行に行った際の思い出を振り返った。訪れた客室は外に露天風呂が備え付けられたタイプだったそうで、「もう速攻脱いで、外のお風呂を使っていたんです」と日々の疲れを癒していたという山口。しかしその後、風呂から上がり部屋に戻ろうとしたところ、なぜか扉が開かず、裸のまま外に締め出されてしまったという。

 この状況に山口はパニック。「もう血の気が引いて。大声で『どなたかいらっしゃいませんか!』と。もう一生分叫んだと思います」と大絶叫しながら当時の様子を臨場感たっぷりに伝えた。その後、なんとか旅館の関係者に救われたというが、「今後は人生において徳を積んでまいりたいと思います」ときれいに自身のエピソードを閉めた。
 

 イベントにはこのほか、のん、藤木直人倉科カナ奥貫薫、森愁斗、鳴海唯、西岡徳馬、中村が参加した。
編集部おすすめ