同作は、さまざまな偏見の中で生きる“社会のすみっこ”にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。
公開されたカットには、ファミリーサイズのアイスを片手に1人たたずむ玄一や、偶然出会った人生も恋も冷めきったクールな索と肩を並べて座る姿、トーヨコ中学生のほたるが独特の気怠さをただよわせる表情など、初回からキャラクターの魅力が垣間見える場面がそろっている。
脚本を手掛けた『日テレシナリオライターコンテスト』で2023年度審査員特別賞を受賞した松本優紀氏は、初回の見どころについて「それぞれの“恋と革命”って何だろう?これからどうなっていくんだろう?と、きっとワクワクしてもらえると思うので、ぜひ楽しんでもらえるとうれしいです!」とコメントを寄せている。
■松本優紀氏(脚本)コメント
――今作品でこだわったポイントや好きなせりふについて
せりふの内容だけじゃなく、話し方やテンポからも登場人物の熱を感じてもらえるように書きました。たとえば、第1話の玄一は、とにかくいっぱい言葉を重ねるシーンが多いんですけど、そうすることで、彼の不器用さとか、一生懸命さ、そして本人の中でも整理しきれてないような心情を伝えられたらいいな、と思っています。
好きなせりふは、1話で言うと「めちゃくちゃ恋したいんです!」という玄一のせりふです。リアルな50歳の人だと、こんなことなかなか言わないと思うんですけど。彼のまっすぐな本音を、そのまま出せた感じがするのでお気に入りです。
――第1話の見どころ
第1話の終盤、玄一、索、ほたる、3人の長いシーンがあるんですけど、背景も立場も思惑も全く違う3人が交わっていく最初のシーンなので、そこはひとつの見どころかなと思います。それぞれの「恋と革命」って何だろう?これからどうなっていくんだろう?と、きっとワクワクしてもらえると思うので、ぜひ楽しんでもらえるとうれしいです!