餃子の街として知られる栃木・宇都宮市にあるオモウマい定食屋。
豚こま肉とこぼれんばかりのもやしを、自家製のニンニクみそダレで炒めた“豚ともやし鉄板焼”(800円)も評判がいい。鶏もも肉1枚を丸ごと使う“鶏から揚げ定食”(800円)は、「お肉の柔らかさと衣が好き」と客も絶賛する。木綿豆腐一丁を、自家製麻婆ソースと玉ネギ、水を加えて煮込んだ“麻婆豆腐定食”(750円)は、とろみがないタイプ。店主も「飲むタイプの麻婆」と説明する。
昼営業だけでなく夜営業も行っている店は、80代のパワフルな“ママ”と、店主であり、料理全般を行うママの息子、そして店主の妻を中心に切り盛りされている。学生からサラリーマンまで幅広い客層を抱えているが、常連の中には、ほぼ毎日やってくる高齢者の方も多い。ひとり暮らしの人にはママが定期的に連絡して店に誘うなど、単なる定食屋を超えた憩いの場ともなっている。