氷川は、デビュー直後の2000年10月に文化放送の冠番組『氷川きよし 箱根八里の二時半次郎』をスタートさせて以来、22年間にわたりパーソナリティを務めてきた。今年2月には特別番組『氷川きよし KIINA’S RADIO』も放送された。
■氷川きよし
――初回収録を終えての感想や、意気込みを聞かせください。
この番組で、興味のある様々なジャンルのお話をしていけたらいいなと。音楽はもちろん、ファッションとか、いろいろなトレンドとか。今の時代、自分の興味があるものだけに偏ってしまう傾向もあるような気がするのですが、この番組を通じ、いろんな人や事に光を当て、いろいろな世代の人に幅広くお届けしていきたいと思っています。
今回、番組パートナーの小宅さん(文化放送アナウンサー)をはじめ、若いスタッフと一緒に番組を作っていけることも、すごく有難いと思っていて。「限界突破×サバイバー」は、若い人たちがつぶやいてくれたことも大きな力となって、代表曲にしてくれたと思っているので、これからもその発信力を参考にしたり、若い人たちの意見や考え方も聞いて、自分の刺激にしていきたい。同時に、自分のこれまでの経験を活かして、届けられるメッセージを送りたい。自分と違う世代の方とご一緒できるのは、ものすごく学びや充実感があります。
――インスタグラムなどでの発信も積極的にされていますが、そこで色々な世代の方からの反響はありますか?
そうですね。
――では、氷川さんが思うラジオの魅力、面白さは何でしょうか。
音だけの世界で広がる「想像」や、声がくれる「安心感」だと思います。車の移動中などにラジオを聴くことが多いんですが、そういう時にホッとします。ラジオのおしゃべりを聴いていると、なんかこう、焦る気持ちが落ち着いたり、穏やかな気持ちになれたりします。文化放送の大竹さんの番組(『大竹まこと ゴールデンラジオ!』)も大好きで、よく聴いています!
――最後に、今回の番組『氷川きよし ~KII NIGHT~』は、氷川さんにとってどんな存在になりそうでしょうか。
“ホーム”にしたいですね。一番居心地がいい、帰ってくる場所。それに、テレビやコンサートともまた違う、いろんなことを話せて、いろんな情報を皆さんにお届けできる最先端の場所にしたい、と思います!