テレビアニメ『違国日記』が、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、テレビ、ラジオの番組、関係者を顕彰する「ギャラクシー賞」テレビ部門2026年3月度月間賞を受賞した。

 ギャラクシー賞テレビ部門では、「ギャラクシー賞」活動の一環として、毎月、自主的に番組を推奨する「月間賞」を選定。日常視聴に基づく「月間賞」と、各社からの応募作品を併せて審査を重ね、毎年の受賞作を決定しており、2026年6月上旬開催予定の贈賞式にて、大賞をはじめとする各賞が決定、表彰される。

 1月4日~3月29日かけてBS朝日などで放送された『違国日記』が、受賞した理由は「突然両親を亡くした15 歳の少女・朝と、彼女の叔母である小説家・槙生。性格も価値観も正反対で同じ部屋にいながらも「違う国」に住んでいるような共同生活を、アニメならではの心象風景の描写や音の演出で繊細に描いた。わかり合えなさを抱えたまま互いを尊重し共生することを、静かに肯定するまなざしが深く胸に染みた」と説明している。

 同作の原作は、2017年から23年にかけて『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載された、ヤマシタトモコ氏によるコミック『違国日記』。人見知りな小説家・槙生と、その姪で両親を亡くした少女・朝の、手探りで進んでいく同居生活が描かれている。『マンガ大賞 2019』第4位、『このマンガがすごい!2024』オンナ編 第5位、ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2023」コミックランキング 第1位などを獲得した話題作となっている。

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