Hamaru Strategyは20日までに、「ランダムグッズに関する消費者意識調査2026」の中間報告を公表。ランダムグッズが「嫌い」「非常に嫌い」と答えたのは合計89.9%に上る結果が出た。


 アンケートは3月28日4月3日に実施。のべ3万5866件の回答を得た。

 「ランダムグッズは好きですか?」との問いに対し、「嫌い」「非常に嫌い」と答えたのは合計89.9%。「嫌いなところ」の理由として、「欲しいものが手に入らない可能性がある」が98.5%、「通常販売のグッズよりお金が余計にかかる」が91.6%という結果となった。

 ランダム販売の代わり、もしくはランダム販売と同時に実施してほしい内容については「単価は上がるが、選んで買える」が89.7%だった。「欲しいランダムグッズを手に入れるため、定価+送料以上の転売グッズを購入したことはありますか?」との設問には「よくある」「たまにある」の合計が63.3%となった。

 「ランダムグッズの影響で、コンテンツ自体への印象が悪い方向に変わったことはありますか?」と質問には「よくある」「たまにある」の合計が85.2%という結果だった。

 ランダムグッズに対する感情面では「非常に嫌い・嫌い」の合計が89.9%に達した。回答者の多くはランダムグッズの購入経験が豊富であり、直近2年間の間にも購入している実態もあり、ランダムグッズを「嫌いと感じながら購入している」消費者が非常に多いという状況が見て取れた。

 ランダムグッズが嫌いな理由についての設問(複数回答可)では、9割以上が「欲しいものが手に入らない可能性がある」「通常販売のグッズよりお金が掛かる」ことを理由に挙げた。その他の理由についても「ファン同士がギクシャクする」以外、すべての項目において回答者が半数を超えており、ランダムグッズに関する多面的な問題点を可視化する結果となった。

 ランダムグッズの影響でコンテンツ自体への印象が悪い方向に変わった経験が「よくある」「たまにある」の合計が85.2%に達した。
ランダムグッズは、販売方法そのものへの不満に留まらず、コンテンツ自体への印象にも影響をもたらしていることが分かる。

 欲しいものが手に入らなかった経験が「非常によくある」「たまにある」の合計で94.8%に上った。定価以上の転売品を購入した経験がある回答者は63.3%に達している。欲しいものが手に入らないことで、消費者に必要以上のコスト負担がかかっているだけでなく、二次流通市場に金銭が流出している可能性も示唆された。

 ランダムグッズを許容する声は「ある程度許容」「かなり許容」を合わせても16.0%にとどまる。そのようなランダムグッズを販売する際の対策として、消費者の要望として最も多かったのは「単価は上がるが、選んで買える」というものだった。

 欲しいグッズがランダム販売であったことを理由に、消費者が購入を取り止めている実態も見えた。購入を取り止めた理由としては「種類が多すぎて欲しいものが手に入らない可能性が高かった」が85.5%で最も多く、種類の多いランダム販売は消費者の購買欲を削ぐことが見て取れる。

 次いで「1個当たりの金額が高すぎた」と回答した人が75.9%に上り、高額商品のランダム販売が購買行動に影響を与えている実態が浮かび上がった。
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