六星占術で一世を風靡した細木数子さんの後継者であり、娘の細木かおりが、ABEMAのニュース番組『ABEMAエンタメ』の密着企画に登場し、数子さんの言葉と、後継者となった理由を語った。「お金で買えないものがある」という教えとともに、家族への強い思いが明かされた。


 数子さんは、自身が家族を持てなかった後悔から姪だったかおりに目をかけ、中学生の頃にお見合いをさせていたという。その後、かおりは19歳で結婚し、3人の子どもに恵まれた。数子さんは80歳で引退を決意し、かおりを後継者に指名。養子縁組により、姪から娘となった。

 その理由について細木は、「基本的に細木数子は1人。自分が亡くなって墓も建ててもらえない。家族もいない中でこの世を去るのは嫌というのが一番」と回顧。「どれだけ金があっても、地位があっても買えるものではない。それを最後まで願っていたと思う」と語った。

 さらに、「お金で買えないものがあるっていうことはずっと言われてきた。人の心もそうだし、そういうものが人生において一番大事なんだって…」と、数子さんの価値観を明かした。

 晩年についても、「行きたいとこ行ったし、やりたいことともやったし、欲しいものも買ったし、何よりあんたたちがいる」と語っていたと振り返り、「やっぱり一番は家族。
子どもが大好きな人だった」とその人柄を語った。

 一方で、世間で取り沙汰された“黒い交際”については、「本当にないから」「非道なことはしていない」と否定。「人が良すぎるっていうか…困っていたら人助けちゃう」と、知られざる優しさにも触れた。鑑定料が一律10万円だった当時も、「なけなしで来る人に『これ私からだから』って返すこともあった」とエピソードを明かしている。

 現在、細木は京都の別邸と東京を行き来する生活を送る。敷地面積約700坪、総工費約20億円の別邸には高価な品々が並び、母から受け継いだ1億円超の指輪やエルメスのバーキンなども保管されている。朝青龍から贈られたまわしも披露し、「『日本の母』っておっしゃってくださって、親交があった」と振り返った。

 番組ではこのほか、占い番組のオファーを断る理由やドラマ化の裏話なども紹介。強烈なイメージの裏にあった数子さんの素顔と、その意思を継ぐ細木の現在が描かれている。
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