■肥後→粗品「3人でネタやります!」 ”盟友”出川はザリガニとの再会喜ぶ
オープニング前には、はなわが登場し「伝説の歌」のダチョウ倶楽部バージョン「伝説トリオ~ダチョウ倶楽部~」を熱唱。その後、白の衣装に身を包んだダチョウ倶楽部の2人が登場すると、会場から大きな歓声が起こった。全員で「ヤー!」を披露し、2人でのトークを楽しむのも束の間、40周年の節目に華を添えるMC陣として有吉弘行、劇団ひとり、野呂佳代の3人が登場した。続々と豪華ゲストが登場するイベントゆえ、有吉が「普通にやったら、5時間いる」と笑わせる中、BGMが鳴り中継コーナーへ。
会場の大きなモニターに映し出されたのは、不機嫌そうな表情を浮かべる霜降り明星・粗品。テレビ朝日系バラエティー『アメトーーク!』内で行われた「ダチョウ倶楽部を考えよう」にて、有吉やひとりなどからダチョウ倶楽部との相性の良さを絶賛され、粗品本人の意向はさておき、さながら“新生ダチョウ倶楽部”のようになっていたが、その縁もあって今回のキャスティング。それゆえ、中継で粗品は「オレ、ダチョウ倶楽部関係ないって!最近調子いいんですよ、お笑い!絶好調やねん!」とツッコミを入れるも、有吉が「きょう1回調子下げとこうな」とニヤリと呼びかけ、肥後からは「(このイベントで)3人でネタやります!」と伝えられるなど、3人でネタを披露することが予告され、一旦中継が終わった。
期待もふくらむ中、開会宣言を行うため、敬愛する矢沢永吉になりきって登場したのは、ダチョウ倶楽部の“盟友”出川哲朗。矢沢の名曲「止まらないHa~Ha」の「Ha~Ha」を「ヤーヤー」に変えるなど、粋な演出で気持ちよく歌い、そのままスピーチを行っていく出川だったが、突然“天の声”で「開会宣言改めザリガニ宣言」に。リアクション芸人の本領発揮とばかりに、本来は嫌がらなければいけない場面でも、出川はザリガニに「デカいなー!おぉー久しぶりだな、相方!」とごきげんに呼びかけ。ところが、うまく自身の鼻を挟まないザリガニに「ちゃんとやれよ!」とツッコミを入れ、その熱意が伝わったのか、仕切り直しでは見事に鼻を挟み、出川がもん絶しながら「ダチョウさん40周年ライブ、スタート!」と宣言し、爆笑のうちに幕開けとなった。
1人目のゲストは、ダチョウ倶楽部結成のきっかけを作ってくれた“恩人”渡辺正行。当初は肥後、寺門、上島さん、そして南部虎弾さんの4人で結成されたダチョウ倶楽部だが、渡辺は「ラ・ママの1回目から大爆笑で…」と当時をなつかしんだ。そして、渡辺の“十八番芸”である「コーラ早飲み対決」も行われたが、有吉・ひとりの“キラーパス”が光り、渡辺が合計3回「コーラ早飲み」を行う大サービスで、会場を沸かせた。
■片岡鶴太郎が”おでん芸” 松村は森光子さんものまね、江頭は客席で大暴れ、爆笑問題は圧巻漫才
続けて登場したのは、40年以上の付き合いがあり、ダチョウに「おでん芸」を引き継いだ片岡鶴太郎。「もともとは『ひょうきん族』でたけしさんと35年くらい前にやっていて。ダチョウがつないでくれなかったら、おでん芸は絶えていたかもしれない」とかみしめるように語っていった。有吉から「眠そうですね?」とイジられた鶴太郎が「普段は午後11時には起きますから(笑)。昨夜11時起きですから。ここには前乗りです」とにっこり。和やかなトークが繰り広げられているところで、ビートたけしのものまねをしながら松村邦洋が登場。おなじみの森光子さんものまねなども織り交ぜ、笑いを誘い、本家のたけしさながら「ダチョウ倶楽部への表彰状」を読み上げた。
そうこうしているうちに“アツアツおでん”が登場。
所ジョージ、秋元康氏、明石家さんまといった豪華メンバーからお祝いVTRが寄せられた後、爆笑問題が登場し、ダチョウ倶楽部を題材にした漫才を披露。思い出を振り返りつつ、最近の時事ネタも織り交ぜた圧巻の内容で笑いを誘った。ネタ後のトークでは、ジモンが爆笑問題の漫才内容について触れ、しみじみと「面白いなぁ!」と口にするなど“ジモン節”がさく裂。これまで豪華ゲストがテンポよく登場している状況に、有吉が「ここまでトークが弾まず、巻いているんですよ(笑)」とぶっちゃけて笑わせるなど、ダチョウ倶楽部だからこその空気感で進んでいった。
そこから、中村正人、吉井和哉、氣志團、THE ALFEEと、豪華アーティストたちからのお祝いVTR。すべてを見届けたダチョウ倶楽部の2人が、演出の都合で一旦舞台裏に行くと、司会の3人に加えて、出川、安田和博、カンニング竹山、土田晃之が登場し、ダチョウ倶楽部との思い出トークに花を咲かせた。そこから、純烈&ダチョウ倶楽部による歌唱パート。
■豪華ゲストが続々も…まさかの巻き? カオスな熱湯風呂から感動的なエンディングへ
ダチョウ倶楽部の2人が再び舞台裏へと行くと、MC陣でのトークに。ひとりが「豪華ゲストが来るから、押すかなって思ったら、巻いちゃって」と笑みを浮かべると、有吉も「『押すなよ!押すなよ!』って言われていたんですけど(笑)。みんな(ダチョウ倶楽部と)関係性が薄いんだよ」と同調。時間が押した場合に、野呂が鳴らすはずだったゴングを試しに鳴らしたところで、おもむろに手を合わせる流れになり、有吉が上を向きながら「上島さん、ひどい状態です!」と呼びかけると、ひとりも「見てますか?巻いてますよ(笑)」と話していた。
ここで、粗品との“新ネタ”パートに。「もしもゲームセンターみたいな靴屋さんがあったら、インバウンド編」とのタイトルで、粗品が肥後とジモンに鋭いツッコミを入れつつ、ダチョウ倶楽部の“お約束”もしっかりとネタに散りばめられており、見事な構成で会場の笑いを誘った。肥後が「すばらしい!完璧に覚えてきてくれて」と感激すると、ひとりも「いやーすばらしい」、有吉も「すばらしいですね。竜さんの若い頃を思い出したよ」と『アメトーーク!』同様に賛辞。粗品もキレキレでツッコミを入れていき、豪華メンバーとの化学反応が起きていた。
大団円を迎えるムードで、出川が「このまま終わったら、上島竜兵が悲しむよ!例のものカモン!」とシャウト。そこにやってきたのが“熱湯風呂”だった。言い出した出川がトップバッターを務めると「やっぱ、楽しいっすね!」と思わず“心の声”がポロリ。ダチョウ倶楽部の2人も熱湯風呂に入ったところで、豪華メンバーが再び集結。出川とダチョウ倶楽部以外で、誰が熱湯風呂をするのかを公正にルーレットで決めようという流れになったが、ここでサプライズゲストの笑福亭鶴瓶がルーレットを持って舞台に登場。観客からどよめきが起こった。会場の期待を反映するかのように、鶴瓶か粗品に当たる割合がかなり大きめのルーレットだったが、1回目はまさかの土田と竹山。それぞれ、すぐさま終えたところで、2回目のルーレットが回され、粗品に当たった。嫌がる仕草を見せつつ、見事に熱湯風呂も行った粗品は「目指せ!50周年!」とダチョウ倶楽部にエールを送った。
そこから、鶴瓶、太田が熱湯風呂になだれ込んでいき、カオスな状況に。豪華メンバーたちによる、笑いと感動がギュッと詰まった夢のような時間はエンディングを迎えた。上島さんも含めた3人でミュージックビデオに出演したケツメイシの「友よ~この先もずっと…」が流れる中、肥後が「上島くんね!」と切り出すと、ジモンも「僕たち、上島くんがいなくなった後もみなさんに支えてくれたから、ここに立つことができている。
2人がステージを後にして、超濃密なイベントも終わったかに思えたが、まだまだ続きが。ダチョウ倶楽部の2人が楽屋に戻ろうとすると、かつて『アメトーーク!』で上島さんが行っていた“反省会”を彷彿とさせるような光景が。豪華メンバーが正座する中、上島さんがやっていた位置には粗品がおり、上島さん同様、粗品が厳しいコメントをしていく流れが再現された。肥後も「新生ダチョウ倶楽部が見えてきた。生まれたよ。新生ダチョウ倶楽部です!」と粗品とのコラボに改めて充実感をにじませて、ダチョウ倶楽部のこれまでとこれからを感じる感謝祭は大団円となった。

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