河出書房新社は26日、料理研究家で防災士の資格も持つ橋本加名子氏によるレシピ本『アイラップお助けレシピ 「いつも」も「もしも」もおいしい!』を発売する。SNSなどで “時短・簡単” と注目を集める耐熱ポリ袋「アイラップ」を使った“湯せん調理”を中心に、日常の時短から防災時まで役立つアイデアが詰まった一冊だ。


 「いつも」の食卓と「もしも」の災害時を切り分けず、普段の食事づくりの延長線上で防災備蓄を活用する“ローリングストック”の考え方を同書は提案。家に備蓄している食材とアイラップのみで手軽に作れるレシピを多数収録している。

 掲載メニューは、保存食や乾物をフル活用した幅広いラインナップが並ぶ。

・イワシかば焼きの炊き込みごはん
・鮭と卵のチャーハン
・サバトマトパスタ
・豆のミネストローネ
・切り干し大根のごま和え
・カレー蒸しパン
・フルーツとナッツの蒸しパン

 さらに、「袋麺をゆでずに食べる方法」「アイラップ+スープジャーでみそ汁を作る方法」といった目からウロコのコラムも収録。災害などの「もしも」の際に洗い物を出さない工夫や、水・食料の備えについても分かりやすく紹介している。

 著者の橋本氏は、料理研究家としてだけでなく、栄養士、フードコーディネーター、国際薬膳調理師、そして防災士の資格を持つ。企業勤務と子育てを両立した経験から、「体にやさしくて、つくりやすい家庭料理」をテーマに発信を続けている。

 橋本氏は本書に寄せ、「愛用するうちに実感したのが『災害のときにも必ず役に立つ』ということ。防災袋にも入れるようになった。断水や停電のときも、アイラップがあれば貴重な水を汚さず、カセットこんろで湯せん調理ができます」と、アイラップが持つ防災グッズとしての高いポテンシャルを熱弁していた。

 「アイラップ」は1976年発売のロングセラー耐熱ポリ袋。−30度から120度まで対応し、湯せん調理や電子レンジ調理、冷凍保存など幅広い用途で活用されている。
近年はSNSで“時短”“簡単”レシピが拡散されたことに加え、「洗い物が少ない」点も支持を集め、再び注目度が高まっている。さらに近年は、防災アイテムとしての需要も拡大している。

 『アイラップお助けレシピ 「いつも」も「もしも」もおいしい!』はA5判、128ページ。税込価格は1780円。電子書籍版は7月以降に発売予定。
編集部おすすめ