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Flickstreeは、インド、ドバイ、米国に拠点を持ち、B2Bアフィリエイト・マーケティング・プラットフォームを提供しているスタートアップです。従来のアフィリエイト・マーケティング・プラットフォームとは異なり、Flickstree は、手数料の仕組みだけでなく、技術に詳しくないユーザーでも使いやすい様々なAI搭載ツールを独自に組み合わせることで、アフィリエイター[1]の成長をサポートするプラットフォームを提供しています。プラットフォーム上で提供される様々なAI搭載ツールにより、Flickstreeを活用するアフィリエイターは、サイト運営よりもコンテンツの質と顧客エンゲージメントにリソースを集中させることができる仕組みです。アフィリエイターが広告主のウェブサイトや商品に、多くのサイト訪問者を誘導する支援を行うことで、より効率的な収益向上を実現することができています。
[1] アフィリエイターとは、アフィリエイト広告※(成果報酬型のインターネット広告)を自分のサイトやブログ、SNSなどで紹介し、そこから商品が売れたときに支払われる成果報酬を広告主から得ている人のこと
現在、世界のアフィリエイト・マーケティング業界の市場規模は2023年に 約 150億ドルに達していると推測されています。米国が市場シェアの約60%で市場を牽引する中、APAC地域は2022年から2030年にかけて全地域の中で最も高い成長率を示すと予想されており、日本は32億ドルの市場規模で同地域をリードしています。
近年のデジタル広告とブランド構築の複雑化により、広告主は個々のアフィリエイターがもたらすサイト訪問者数と実際に商品やサービスを購入するコンバージョン率をより重視するようになっています。一方で、従来のアフィリエイト・プラットフォームは、可能な限り多くの広告主を集めるネットワークとして機能してきたため、この変化に十分に対応できていないのが現状です。広告主が一方的に手数料体系を決定する現状において、アフィリエイターは十分な報酬を獲得できておらず、多くのアフィリエイト・マーケティング・プラットフォームは顧客の喪失につながっています。このような業界課題を解決し、アフィリエイターの重要な収益源への安定的なリターンを追求するプラットフォームを目指しているのがFlickstreeです。Flickstreeは、さらに一歩踏み込み、技術に疎いアフィリエイター向けに付加価値サービスを提供することで、プラットフォームへのエンゲージメントを高めることを目指しています。
本投資の意義は、インドの人々とその産業に対する様々な持続可能性に貢献することにあります。第一に、Flickstreeのプラットフォームは、インド国内で起きているデジタルトランスフォーメーションの流れを促進し、すべてのインド人にアフィリエイト・マーケティング業界への参画、デジタルスキルの習得や、経済的自立の促進の機会を提供しています(SDGs No.8 & 9)。第二に、性別に関わらず、すべての人が本業界に参加する機会が与えられていることです。特にアフィリエイト・マーケティング業界では男性の方が女性よりも多い傾向があり、Flickstreeのプラットフォームでは、女性アフィリエイターが75%以上を占めることを目標としています(SDG No.5)。
ICMG Groupは、日系大手企業との広範なネットワークを活用してインド企業の日本市場への参入障壁を克服する支援を提供することにより、地域社会と産業の発展に寄与するとともに、Flickstreeのブランドと収益の拡大に貢献してまいります。
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【Flickstreeについて】
FlickstreeはAIを活用したアフィリエイト・マーケティング企業であり、世界中の広告主とアフィリエイターにプラットフォームを提供しています。
URL:www.flickstree.com
【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。
URL:https://www.icmg.co.jp
【ICMG共創ファンドについて】
日本の空の玄関口である羽田空港第1・第2ターミナルを建設、管理・運営する日本空港ビルデング及びグループ会社で新規事業開発を推進する羽田未来総合研究所と「金融にも強い総合サービス業」を目指すきらぼし銀行等を有限責任組合員に迎え、2021年5月にスタートしたベンチャーキャピタルファンドです。インダストリーの垣根を越えて社会課題を解決するスタートアップと日本大企業の共創を後押しし、未来に繋がるエコシステムを構築することを目的としております。スタートアップへスピーディーな成長資金を提供するだけでなく、ICMG Groupが持つ日本大企業ネットワークを提供することでグロース支援を行います。
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