日本代表で10番を背負う堂安律は、ドイツ1部のフライブルクで活躍を続けている。
今季はブンデスリーガで9ゴール8アシストと記録しており、フランクフルトやイタリア、イングランドのクラブが興味を示しているとされている。
『Sky』によれば、堂安を是が被でも残留させたいフライブルクは、特別なオファーを提示したという。
それは、背番号10への変更。堂安はフライブルクで42番をつけているが、2012年以降にチームで10番をつけた選手はおらず、欠番状態になっている。
その理由は、当時のクリスティアン・シュトライヒ監督が、戦術的にもキャラクター的にも伝統的な10番タイプがいないとして、新たな10番の指名を拒否したため。
2011年からチームを率いていたシュトライヒ監督は、2024年でフライブルクを退任。
現在チームを指揮するユリアン・シュスター監督は、10番の復活に異論はないそう。
「もし彼がここに残る決定的な要素なのであれば、我々は間違いなくそれを実現するだろう。伝統には理にかなっているかどうか議論の余地があるものもある。もし彼がここに残るのであれば、いくつかのことについて話し合う用意がある」として、堂安の10番継承に前向きなコメントをしている。
なお、堂安はクラブでは10番をつけたことがない。