フランスで開催されたチャレンジ・エスポワールの決勝戦が21日に行われ、日本代表MF南野拓実らが在籍するASモナコ(リーグ・アン)の17歳DFサミュエル・ニボンベが試合中の心臓発作で倒れた。22日、『20minutes』が伝えた。

チャレンジ・エスポワールは、フランスで開催される23歳以下の男子大会。2024年に創設され、プロクラブのユースアカデミーに所属する12チームによってタイトルが争われる。

同大会の決勝戦がロアゾン・パルクで行われ、スタッド・レンヌとモナコの選手たちが熱戦を繰り広げている中、後半35分に事件は起きた。

突如、モノコの最終ラインを支えていたニボンベが心臓発作を起こして、ピッチ上に倒れ込んでしまった。同選手はすぐに医療スタッフと救急隊員の手当てと心臓マッサージを受け、ポンシャイユ大学病院へ搬送。その後、意識を取り戻し、モナコも公式SNSでニボンベの無事を報告した。

ニボンベは17歳の大型センターバックで、2023年にシャルルロワから加入すると、198センチの長身を生かしたディフェンスでユースチーム内で頭角を現した。

今季トップチームでのリーグ戦出場はないものの、UEFAチャンピオンズリーグで2回、リーグアンでもベンチ入りも果たすなど、モナコ期待の若手だ。、また、U18ベルギー代表のキャプテンも務めており、今年3月には2027年6月までの契約延長に合意していた。

なお、試合は2-1でモナコがリードしていたが、中止となった。

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