昨夏サウサンプトンに加入し、プレミアリーグに初挑戦した日本代表DF菅原由勢。
ただ昇格組のクラブで奮闘を見せたものの、クラブは1年で降格の憂き目に。
そんな中、菅原に関する衝撃的な移籍の噂が報じられた。
サウサンプトン専門メディア『Saints Marching』は5日、「CL王者が500万ユーロでリストアップ。おかしな報道にセインツは笑いが止まらない」という見出しで記事を掲載。
PSG専門メディア『PSG talk』の記事を引用する形で、「PSGが菅原に興味?菅原はアクラフ・ハキミの控えとして適任候補になり得る」と報じた。
しかし『Saints Marching』はこの内容について、「正式なオファーが来る可能性は極めて低い」とし、「この報道はほぼジョークのようなものだ」と一蹴した。
また、『PSG talk』にて菅原が「スピードのあるウイングバックで、1対1のデュエルでも集中力を保ち、相手との距離を保ちながら自由にさせない」として、ディフェンス力に定評のある選手であると紹介されたことにも言及。
「正直言って、これはサウサンプトンでスタメンにすらなれない選手には過大評価だ。むしろ、この“守備の賞賛”が皮肉にすら感じられる」と否定的な見方を示した。
オファーの可能性については懐疑的な立場を示したものの、同メディアは「こうした噂が菅原に自信を取り戻させる契機になるかもしれない。もしかすると、彼が本来の実力を発揮できれば、PSGから本当にオファーが届くのも夢ではないかもしれない」とし、来季の活躍に期待を寄せた。
果たして菅原は自身の評価を覆すパフォーマンスを見せられるか。