今夏、フランス1部のレンヌから英2部バーミンガムに移籍した古橋亨梧。

スコットランドの強豪セルティックでゴールを量産していた30歳の日本代表FWは、今年1月にフランス行きを決断した。

だが、アビブ・ベイェ監督のもとで出場機会を失い、苦しい状況に置かれると、半年でチームを去ることになった。

その古橋は、毎日放送の『KICK OFF! KANSAI』に出演。2026年W杯まで1年に迫ったことについて聞かれると、こう明かしていた。

「(W杯までの1年では)長いようで、蓋を開けたら短いなと感じるので、すごい大事な1年になると思います。まずは、試合に出られるように頑張らないとなと思っています。

フランスのほうが身体能力も高くて、1vs1なら自分で行けって自分で仕掛けてなんとかしないといけないって、監督が僕に言ったり(怒ったり?)もするので。

しんどかったけれど、充実した半年だったと思います。

日本は住んでいる国だし、悔しくても、人と話をして、コミュニケーションをとりやすいけれど。海外は今は通訳もつけていないですし、しんどい時にもちろん、コミュニケーションはとりますけど、日本に比べて、そういうところは苦労していて。

それは逆に今の自分に必要なところだと思うので、だからこそフランス語も勉強してましたし、全然成長しなかったですけど(笑)」

フィジカルに長けた選手が多いフランスで、個人での打開を求められたようだ。また、通訳がおらず、コミュニケーション面でも苦労していたそう。

2022年W杯では落選を味わった古橋。

現在も代表での序列は厳しいが、バーミンガムでの活躍に期待したい。

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