
2024年も残りわずかとなってきた。
そうしたなか、FIFAは「2024年に活躍したAFC(アジアサッカー連盟)のスター6人」を紹介。
アジアで期待される若き女子選手たちを取り上げており、日本からは19歳の谷川萌々子、20歳の松窪真心、17歳の眞城美春が選ばれていた。
谷川萌々子(たにかわ ももこ)
「日本の谷川は、間違いなく2024年五輪で傑出した選手のひとりだった。グループステージ第2戦のブラジル戦では、GKの頭上に弧を描くシュートでゴールネットを揺らし、試合終了間際に勝利を決定づけた。
谷川は2年前のU-17女子W杯で一躍脚光を浴びたが、まだ19歳。いまでもアジアで最も将来を嘱望される選手のひとりだ。
2027年の女子W杯までまだ時間がある中、谷川がなでしこジャパンの中心選手となり、2度目の世界タイトルを獲得するのか、その軌跡に注目が集まる」
松窪真心(まつくぼ まなか)

「松窪はコロンビアで開催されたU-20女子W杯で日本の攻撃を牽引。3ゴール・1アシストでアディダス・シルバーボール(準MVP)を獲得した。
U-20レベルでの活躍が認められ、10月26日の韓国戦でなでしこジャパンに初招集された。惜しくもピッチには立てなかったが、このエキサイティングなFWがシニアの舞台で頭角を現すのは時間の問題だろう」
眞城美春(しんじょう みはる)

「15歳だった2022年のU-17女子W杯で頭角を現した眞城は、日本のダブルボランチの一角として、2歳年上の谷川とともに3試合に出場した。
その経験を自身2度目となった今年のU-17女子W杯に生かし、チームの準々決勝進出に大きく貢献。まだ17歳だが、フル代表でのプレーを視野に入れ、さらなる飛躍を遂げる可能性は十分にある」
日本女子には将来が期待される逸材たちがひしめいているようだ。
なお、残り3人は、北朝鮮が2人、韓国が1人という内訳だった。