スウェーデン1部のユールゴーデンで活躍する小杉啓太。Jリーグを経ずに北欧でプロになった19歳の左サイドバックだ。

9日のUEFAカンファレンスリーグ準決勝チェルシー戦では、負傷者の影響で急遽右サイドバックとして起用された。

『Fotbollskanalen』によれば、本人はこう話していたそう。

「右サイドバックでプレーするのはとても面白かったです。トレーニングも含めて、そこでプレーしたのは初めてでした。ちょっと大変でしたね。でも、かなり面白かったです。

代表に入りたいです。代表チームは6月にワールドカップ予選を戦いますが、その時はそこにいられるといいですね。

(日本代表からの知らせはない)何も聞いていませんし、何も知りません。でも、何かを見出したいですね。

(日本からの関心は嬉しいこと?)はい。 多くの興味があるのかは分かりませんけど、とにかくあるのは嬉しいです。

(スウェーデンでも日本国旗を振ってくれる現地のファンがいるが)僕らがどこで試合をするにしても、日本の国旗を持ってきてくれます。それをとても誇りに思いますし、そうしてくださる方々に感謝したいです。

彼らが僕を好きでいてくれることがとても嬉しいです。サポーターたちに自分の実力を見せる必要があります。それは少しプレッシャーとやる気を与えてくれます。素晴らしいことですよ」

小杉はTransfermarktの市場価値で、日本人10代選手でトップの200万ユーロ(3.2億円)と評価されている逸材。

日本代表は2026年W杯予選を世界最速で突破しており、森保一監督は6月の予選残り2試合は新たなメンバーを試す可能性もある。

3バックシステムになったことで、日本代表ではサイドバックのポジションは厳しい状況にあるが、初招集となるだろうか。

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