デンマークのブレンビーからドイツ1部フライブルクへの移籍が決まった鈴木唯人。
市立船橋高校から清水エスパルスでプロになった23歳の日本代表MFだ。
そうしたなか、『Bulinews』は、「鈴木唯人は何者か」という特集を組んでいた。ブロンビーの『VilfortPark.dk』に訊ねたところ、こんな見解を示されたと伝えている。
「攻撃面で高いクオリティを発揮する。デンマークリーグ史上最もテクニックに恵まれた選手のひとり。
フィジカル面では比較的俊敏だが、特に彼を際立たせているのはボールを持った時のスピードで、そのレベルは驚くほど高い。テクニック面では、狭いエリアでのプレーが素晴らしく、ボールを失うことはほとんどない。
華麗なテクニックで相手を抜き去るタイプではないが、俊敏な足元を活かして効率的にプレーし、ディフェンダーを攻略するタイミングを熟知している。
優れたプレービジョンとチームメイトへのパス能力も兼備。また、あらゆるフィニッシュができるヘイレベルのフィニッシャーでもある。ペナルティエリア周辺のオープンスペースを見つけるのが得意で、簡単にゴールを決めることもできる」
似ている選手としては、かつてブレンビーからフランクフルトに移籍したイェスパー・リンストロム(現エヴァートン)の名前を挙げつつ、「より有名な選手でいえば、若き日のアンドレス・イニエスタと比較できる。より高い位置でプレーしていた頃の。
ヴィッセル神戸でもプレーした元スペイン代表イニエスタは、バルセロナで大活躍した世界的MF。アタッカー時代のイニエスタと鈴木には類似点があるとのこと。
また、鈴木の性格面については、「とても謙虚で、地に足がついている。信じられないほど勤勉で、常に自己成長に努めている。しかし同時に、常にナイスガイでいることはできないこと、試合でもトレーニングでもピッチで泥だらけになる必要もあることを学んだ。チームメイトからとても好かれており、気取らない男。カフェにコーヒーを飲みに行くタイプで、真夜中にダンスフロアで出会うような人間ではない」と太鼓判が押されている。夜遊びするようなタイプではないとのこと。