今季、Jリーグへ初参入し、J3で現在12位につける高知ユナイテッドSC。
先週末は12日(土)、ツエーゲン金沢をホームの県立春野総合運動公園陸上競技場へ迎え、開始2分にコーナーキックから山本義道の先制弾を許したものの、75分にキャプテンの小林大智が魂の同点弾。
高知では、今季就任した秋田豊監督がパワハラ疑惑により現在休養中。神野卓哉ヘッドコーチがチームの指揮を執っている。
そうした状況のなか、高知は15日、「お願い」と題したリリースを配信した。内容は以下の通り。
「日頃より高知ユナイテッドSCをご支援、応援くださる皆様に心より感謝申しあげます。
先日発表させて頂きましたとおり弊社は、現在、ハラスメント案件調査を外部の弁護士に委託し実施中でございます。
調査が終了致しましたら速やかに調査結果を公表する予定ですので、今暫くお待ちくださいます様お願い致します。
しかし昨今、ハラスメント案件の当事者や内容等についての推測を広めるかのような情報に接する事がありました。
誤った情報を拡散するおそれがあるうえ、個人への誹謗中傷等の重大な人権侵害につながりかねませんので、そのような行動につきましては厳に慎んで頂きたくお願い申し上げます。
この件につきまして、多くの方々にご心配をお掛けしておりますこと、改めておわび申し上げます。
株式会社高知ユナイテッドSC
代表取締役社長 山本志穂美」
パワハラ疑惑について、外部の弁護士に委託してハラスメント案件調査を実施中だが、当事者や内容等についての推測を広めるかのような情報が見られるという。
そのため、高知ユナイテッドSCの山本志穂美代表取締役社長は、「誤った情報を拡散するおそれがあるうえ、個人への誹謗中傷等の重大な人権侵害につながりかねませんので、そのような行動につきましては厳に慎んで頂きたくお願い申し上げます」とし、安易な情報の拡散は控えてほしいと発信していた。
チームは引き続き揺れている状況だが、試合は待ってはくれない。高知は今週末、19日(土)に18位のカマタマーレ讃岐とアウェイでの「土讃戦」ダービーに臨む。