
サッカーの世界では、いつも若い選手が大きな期待を集めるものだ。将来偉大になる可能性があるという事実は、ファンにとってエキサイティングなことである。
今回は『Givemesport』から「世界で最も素晴らしい21歳以下の若手選手たち」をご紹介する。
10位:ベンヤミン・シェシュコ
国籍:スロベニア
所属クラブ:RBライプツィヒ
年齢:21歳
ポジション:FW
ズラタン・イブラヒモヴィッチを崇拝している21歳のストライカー、ベンヤミン・シェシュコ。彼もお手本と同じようにオールラウンドなストライカーであり、大きな体格を持ちながらも俊敏で、足と頭の両方でゴールを決めることができ、とても巧みな技術を備えている。
すでにプロサッカーで通算100ゴールに迫っている彼は、クラブでも代表でも重要な存在となっているほか、アーセナルなどのビッグチームから関心を集めている。
9位:ウォーレン・ザイール=エメリ

国籍:フランス
所属クラブ:PSG
年齢:18歳
ポジション:MF
18歳のザイール=エメリがパリ・サンジェルマンのトップチームに定着したという事実は、多くのことを物語っているといえるだろう。チャンピオンズリーグ優勝を夢見たカタールが多額の資金を注入したクラブは、スター選手の獲得と同じくらいのエネルギーを育成に費やしているのだと。
ベテランの落ち着きとトップアスリートの走力を兼ね備えた、経験豊富であるかのように見える18歳のセンターハーフ。これから10年以上にわたってフランス代表の中心になっていくだろう。
8位:アルダ・ギュレル

国籍:トルコ
所属クラブ:レアル・マドリー
年齢:19歳
ポジション:MF
かつて13歳の彼を指導したコーチは「彼はメッシ以上の才能を持っている」と言ったという神童アルダ・ギュレル。まだレアル・マドリーでは定位置を掴んでいない選手だが、それは主に怪我の影響が大きい。
フェネルバフチェでプレーしていたときに51試合で21ゴールを決めた若き天才は、今後のシーズンで大きな飛躍を遂げる可能性がある。
7位:エンドリッキ

国籍:ブラジル
所属クラブ:レアル・マドリー
年齢:18歳
ポジション:FW
エンドリッキはまだ18歳であるが、ブラジルリーグのパウメイラスで眼を見張るようなパフォーマンスを見せ、ブラジル代表チームでもプレーした。
15歳でプスカシュ賞の候補者となり、ブラジル代表でも4番目の最年少招集を受けるなど、この若さでありながらも実績は十分だ。今季加入したレアル・マドリーでも徐々に出場機会を獲得している。
6位:パウ・クバルシ

国籍:スペイン
所属クラブ:バルセロナ
年齢:18歳
ポジション:DF
バルセロナの有名なアカデミー「ラ・マシア」は、長年にわたって並外れたタレントをサッカー界に送り出してきた。一人の若者がブレイクしたかと思えば、すぐさま誰かがその後を追っていく。
突如昨年ブレイクを果たしたのがパウ・クバルシだ。2023年夏にはほとんど名前が知られていなかったが、今やスペイン代表でも重要なセンターバックだ。
5位:シャビ・シモンズ

国籍:オランダ
所属クラブ:RBライプツィヒ
年齢:21歳
ポジション:MF
京都サンガでもプレーしたオランダ人選手レジの息子として知られるシャビ・シモンズ。SNSでそのサッカーセンスが有名になり、13歳の段階でインスタグラムのフォロワーは30万人に達していた。
現在RBライプツィヒに所属している彼は、オランダ代表でもEURO2024でインパクトを残しており、将来のスター選手として大きな期待を集めている。
4位:フロリアン・ヴィルツ

国籍:ドイツ
所属クラブ:レヴァークーゼン
年齢:21歳
ポジション:MF
若いサッカー選手のキャリアにおいて、大きな怪我は一つの岐路を意味する。それによって才能を失ってしまうか、あるいはその挫折を経てさらなる成長を遂げるかである。フロリアン・ヴィルツは間違いなく後者であった。
彼は長い離脱期間を経てシャビ・アロンソ監督率いるレヴァークーゼンで驚異的な選手として君臨することに成功。数々のビッグクラブが多額の資金を準備して獲得を狙うほどの司令塔となった。
3位:ジャマル・ムシアラ

国籍:ドイツ
所属クラブ:バイエルン
年齢:21歳
ポジション:MF
バイエルン・ミュンヘンとドイツ代表の至宝であるジャマル・ムシアラ。カタールで行われた2022年のワールドカップでドイツは悲惨な結果に終わったが、その中で胸を張って大会を去ることができた数少ない選手であった。
ユニークなドリブル技術で相手のディフェンスをかいくぐり、スペースへと歩みを進めていく。その強さとスピードはバイエルンの攻撃を牽引しており、すでに安定感ある中堅選手のような存在になっている。
2位:ジュード・ベリンガム

国籍:イングランド
所属クラブ:レアル・マドリー
年齢:21歳
ポジション:MF
ジュード・ベリンガムは昨季クラブレベルでも代表レベルでも圧倒的な活躍を見せ、地球上で最も存在感が高かった選手の一人だと言える。2023年にレアル・マドリーへと移籍したときの期待を上回り、いい意味で予想を裏切っている。
レアル・マドリーは昨季の主役になり、記録的なリーガ制覇とチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた。21歳にしてすでに世界の頂点を極めているスーパースターだ。
1位:ラミン・ヤマル

国籍:スペイン
所属クラブ:バルセロナ
年齢:17歳
ポジション:FW
わずか16歳でバルセロナのエース的な存在となったラミン・ヤマル。2023-24シーズンを通してレギュラーを確保し、チャビ・エルナンデス監督(当時)にも「彼は選ばれた選手だ」と評価された。
それ以来、彼の成長はまったく止まることがない。今後数年以内に世界で最も優れた選手になっても驚かないであろうし、リオネル・メッシを超える存在になることも期待できる。