レアル・ソシエダでのシーズンを戦い終えた久保建英。
『Statschecker』によれば、久保は今季のラ・リーガで最も多くのファウルを受けた選手になったという。
2位はレアル・マドリーのブラジル代表ヴィニシウス・ジュニオールで70回(30試合)。彼は市場価値2億ユーロ(326億円)を誇る世界的スターだ。
『Mundo Deportivo』もこの話題を伝えている。
「久保建英は、2024-25シーズンのラ・リーガで最も多くのファウルを受けた選手となった。
この順位は毎試合、絶え間なく厳しいマークにさらされていることを反映したものでもある。久保は相手ディフェンス陣から最も注視される選手のひとりになっている。
久保はソシエダの多くの試合で事実上唯一の脅威となり、相手チームは常に2人がペアを組み、守備力を倍増させて彼の影響力を抑え込もうとしてきた。
このような状況にも関わらず、久保はこれまでのシーズンほどの輝きは見せていないものの、競争力を維持してきた。
チームの組織的な環境も状況を悪化させた。ソシエダの相手陣内での流動性が大幅に低下したため、久保が才能を発揮する機会は限られている。
パートナー不足、チームの攻撃力不足、そして攻撃陣の負傷者続出により、久保は本来の力を発揮できず、普段以上に個人戦に臨まざるを得なくなり、その多くがファウルに繋がった。
狭いスペースでもボールを受け、ターンし、加速する能力は、試合の多くの局面で相手チームにダブルマークを強い、ファウルに頼るしか止める手段がない状況を作り出した」
今季のソシエダは11位と不調に終わり、そのなかで個人での勝負を強いられた久保が相手から狙われるシーンも増したと分析しているようだ。
ちなみに、バルセロナFWラミン・ヤマルの被ファウル数は60回(35試合)。