オランダの名門フェイエノールトでプレーする日本代表FW上田綺世。
法政大学から鹿島アントラーズ入りすると、ストライカーとしてJリーグで圧巻のプレーを見せ、2022年にベルギー1部のセルクル・ブルッヘに引き抜かれ、1年後にはフェイエノールトへステップアップした。
26歳になった上田は、『VI』でこう話していたそう。
「若い頃は、自分でプレーしたいというより、サッカーを見る方が好きだった。チャンピオンズリーグに魅了されいた。
時差があったので、早朝から父と一緒にテレビの前に座ってヨーロッパの試合を観ていた。
それからは、選手たちにより注目するようになった。アンドリー・シェフチェンコは素晴らしいと思ったし、ラダメル・ファルカオも最高のお手本だった。
特定のクラブを夢見ていたわけではなく、主にチャンピオンズリーグのファンだった。
鹿島でゴールを決めた後、ヨーロッパの多くのビッグクラブが声をかけてくれるだろうと考えていたが、それは思い違いだった。
真剣に興味を示してくれたのは、セルクル・ブルッヘだけだった。何度も連絡をくれて、本当に僕を欲しがっていた。
セルクルはまさにヨーロッパ行きの切符だった。自分はいつかは踏み出さなければならなかった。
日本で違いを見せていたため、もっと大きなクラブに行けると感じていたようだ。
昨季念願のCLデビューを果たした上田は、今季ついにCL初ゴールを決めている。