ガンバ大阪は、7月にレアル・ソシエダとの親善試合をパナソニックスタジアム吹田で行うと発表した。

「Real Sociedad Japan Tour 2024において、ラ・リーガ所属のレアル・ソシエダとプレシーズンマッチを行うことが決定しましたので、お知らせいたします」とのことで、試合は7月25日(木)の19時から行われる(企画・制作は、ソシエダの胸スポンサーでもある株式会社ヤスダグループ)。

久保建英が所属するソシエダはシーズンが終わった直後の5月末にも来日して東京ヴェルディと試合を行ったが、プレシーズンに再び来日する予定となった。

そうしたなか、『Marca』は、「ソシエダのイマノル監督は、日本ツアーが決まった場合には夏の準備を変更する必要がある」と伝えていた。

ソシエダは昨夏のプレシーズンに北米ツアーを行ったが、イマノル監督はこのツアーをまったく気に入っていなかったそう(主催はリーガとソシエダだった模様)。

イマノル監督は、1カ月前にリーガ最終戦を戦った後、今夏はツアーを行わずにプレシーズンを過ごせることにとても満足していると話していたが、その予定が変更になった。

同紙では「実際のところ、ガンバ大阪が発表したこのイベントはツアーという感じではない(今のところ1試合だけなので?)が、地元で準備を始めて間もなく、1万キロを超える長旅になる。その親善試合の大きな魅力である久保は、自国での試合に参加するだろうとすべてが示している」とも伝えている。

また、別のスペインメディアは、ソシエダ側からはこの試合についての発表がまだないことを伝えつつ、「こうした親善試合は、昨年の北米ツアーを批判したイマノルにとって気に入らないものだ。さらに悪いことに、ソシエダはスペインでトゥールーズと対戦する2日前に日本でこの親善試合を行うことになる」としている。

ソシエダとトゥールーズは28日にスペイン国内でプレシーズンマッチを戦う予定で、日程的に厳しいものになるということのようだ。

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