ドイツ1部のフライブルクで活躍する日本代表MF堂安律。

26歳になったレフティはブンデスリーガで9ゴール8アシストを記録しており、この夏のステップアップが噂されている。

『Sky』によれば、ドルトムントも堂安獲得の争奪戦に参戦したという。かつて香川真司が活躍したドルトムントは、ドイツが誇る世界的クラブだ。

フランクフルトが堂安に強い関心を示しており、1月の移籍が失敗に終わった後も、獲得に向けて既にかなり動いており、最終節後にフライブルクと交渉を始めたいと考えているそう。

だが、ドルトムントが堂安争奪戦に電撃介入。「ドルトムントは堂安のプロフィールを非常に魅力的だと感じている」とのこと。

「左利きの堂安は中央とサイドでプレーでき、そのテクニック、スピード、ゲームの知性で印象づけられ、その資質はブンデスリーガクラブにとって魅力的なものになっている。

この攻撃的スターは、ドルトムントのニコ・コヴァチ監督の新たな5バックシステムのなかで特に興味深い存在になるかもしれない。ドルトムントはしばらくの間、堂安の成長を見守ってきた。

ドルトムントが最終的に堂安を獲得するかどうかは依然として不透明だ。首脳陣は、新シーズンに向けたメンバー構成を計画し、数多くの移籍トピックを準備し、幾度となく協議を重ねている。

しかし、それは財政面とチャンピオンズリーグ出場権獲得にも左右される。フライブルク、そしてフランクフルトとの争奪戦は、ドルトムントが来年のチャンピオンズリーグに出場できるかどうか次第だ」

記事では5バックとなっているが、ドルトムントはコヴァチ監督のもとで日本代表と同じ3-4-2-1システムを採用しており、堂安はチームにうってつけの存在だと注視している模様。

ただ、来季のCL出場権次第でもあるようだ。残り1試合でフランクフルト3位、フライブルク4位、ドルトムント5位となっているが、最終節で順位が入れ替わる可能性がある。

なお、堂安とフライブルクの契約に退団条項(契約解除条項)はなく、移籍金は2000万ユーロ(32.7億円)以上が想定されているとのこと。

編集部おすすめ