現在開催されている、東アジア王者を決める国際大会であるE-1選手権。初戦を香港相手に6-1で終えた日本代表は、12日に中国代表と対戦する。

初戦で韓国相手に0-3の敗北を喫した中国にとって、重要な一戦となるこの試合。しかし、中国国内では勝利に対して弱気な意見も見られるようだ。

中国メディア『捜狐』は12日、「日本対中国、中国代表は堅守を主体に惨敗回避へ」と見出しを打ち、試合の展望を報じた。

記事においては、「中国代表の敗戦は避けがたいものと見られる」とされており、「どのように勝つか」ではなく、「どのように大敗を回避するか」ということに焦点が当てられていた。

昨年9月のW杯予選での0-7の大敗を引き合いに出し、「あのような惨敗が再び起こるようなことだけは、絶対に避けなければならない」と述べる同メディア。

日本代表がJリーグ主体のメンバーであることに着目し、「このチャンスを活かして敗戦の点差を少しでも抑えたい」としている。

記事によると、中国代表は日本戦において、これまでの4-4-2のフォーメーションを捨て、5-4-1を採用する予定だという。初戦で6得点を挙げた日本の攻撃陣を警戒し、守備を固めて臨むと見られているようだ。

同メディアは「この試合に『勝負の行方』という意味でのサスペンスはあまりない。日本の勝利はまず間違いないと見られるが、中国代表もピッチに立つ以上、相手に3点以上の大差を許すことのないよう全力で戦い、さらにワンチャンスからのセットプレーで1点でも奪えれば、ひとつの成果として評価されるだろう」と記事を締め括っている。

かなり弱気な姿勢を示したメディアだが、果たして結果はどうなるか。

試合は7月12日(土)19時24分キックオフ予定となっている。

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