2022年2月に勃発したロシアによるウクライナへの軍事侵攻は現在も続いている。
『BBC』によれば、侵攻勃発以降初めて、ウクライナの首都キーウにある政府庁舎がロシアの無人機による攻撃を受けたという。
ロシア側は軍事施設と関連インフラのみを狙ったとしているが、キーウの住宅街にも被害が及び、32歳の母と生後2か月の乳児が死亡したとのこと。
『Record』によると、ウクライナ代表ヘオルヒー・スダコフのキーウにある自宅もロシアによる爆撃に見舞われたという。
ポルトガルのベンフィカに所属する彼は23歳のMFで、5日には中立地ポーランドで行われたフランスとのW杯予選に出場していた。
スダコフは自身のSNSに被害状況を示す動画や画像を投稿。妊娠8か月の妻ら家族は無地に逃げ延びたものの、ひどい恐怖を味わったようだ。
妻リザさんは「恐ろしい夜だった。自宅が爆撃された。神に感謝。みんな生きていて本当によかった。現実とは思えない」とSNSに投稿。爆撃があった際、スダコフの娘や母親も在宅中だったという。
スダコフは、今年夏にウクライナのシャフタールからベンフィカに移籍したが、家族はキーウに留まったままだそう。
ウクライナは今月からW杯欧州予選を戦っており、ホーム扱いの試合はポーランドで行われる。