
主に5大リーグが話題に上る欧州サッカー。ただ日本人選手の活躍もあり、その他のリーグの動向からも目が離せない。
今回はそんな5大リーグ以外でプレーする今季好調な選手たちを見ていきたい。
セバスティアン・シマンスキ
所属クラブ:フェネルバフチェ(トルコ)
トルコの強豪フェネルバフチェのMFセバスティアン・シマンスキはポーランド代表の選手だ。
国内ではレギア・ワルシャワで活躍し、2019年からはディナモ・モスクワでプレー。昨季はローンでフェイエノールトへ移籍した。
リーグで9ゴールを挙げ、いきなりエールディビジ優勝に貢献したが買い取られるまでには至らず。今季からはフェネルバフチェへ完全移籍で加入した。
ここまでリーグ戦では9ゴール11アシストをマークしており、早くもチームに欠かせない存在となっている。
ジョーイ・フェールマン

所属クラブ:PSV(オランダ)
オランダ代表MFフェールマンは、2部リーグ時代のフォレンダムで早くから頭角を現した。
2019年にヘーレンフェーンへ移籍すると2年目に大きく成績を伸ばし、2021年の冬にはPSVへ引き抜かれることに。
これまでKNVPカップの連覇に貢献するなど司令塔として活躍しており、今季も首位に立つチームを牽引している。
エールディビジではここまで5ゴール13アシストをマークしており、4シーズン連続でのリーグ2桁アシストを達成している。
マット・オライリー

所属クラブ:セルティック(スコットランド)
日本人選手を多く擁するセルティックだが、今季はデンマーク代表MFのマット・オライリーがブレイクしている。
ロンドン出身の選手であり、ユース年代では長らくフラムの下部組織でプレー。イングランド代表にも選出されていた。
2021年からはMKドンズでプレーし、3部リーグでの活躍の後2022年にセルティックへ加入。
既に地位を築いたが、迎えた今季はリーグでここまで13ゴールと得点数が増加し、進化を見せている。
アンドレアス・スコフ・オルセン

所属クラブ:クルブ・ブルッヘ(ベルギー)
デンマーク代表の長身ウィンガー、スコフ・オルセン。
母国ではノアシェランでプレーし、10代からエースとして活躍。2019年にはイタリアのボローニャへ引き抜かれた。
ただ主力に定着できず、苦戦を強いられる。2022年の冬からはクラブ・ブルッヘでプレーしており、ベルギーではポテンシャルを発揮することに成功した。
今季はレギュラーシーズンで10ゴールをマークしており、またECLでも7戦4発という数字を残している。
ヴィクトル・ギェケレシュ

所属クラブ:スポルティング(ポルトガル)
ヴィクトル・ギェケレシュは、今季ポルトガルで大ブレイクしているストライカーだ。
ハンガリー系スウェーデン代表の25歳は2018年に母国を離れてブライトンへ加入し、その後はローンで複数のクラブを巡った。
2021年の冬にはチャンピオンシップのコヴェントリーへ貸し出されたが、その夏に完全移籍して以降はエースストライカーとして活躍。
今季スポルティング・リスボンへ引き抜かれると、リーグではここまで26ゴール9アシストをマークしており、首位を走るチームを牽引している。