エジプトの軍隊サッカーチームであるタラエー・エル・ガイシュに所属する16歳の若手選手ユスフ・アル=シェイミさんが、踏切を横断中に列車にはねられて死亡した。

UAEメディア『アル・アラビーヤ』によると、事故は同国カリュービーヤ県トゥフ市で発生した。

ユスフさんが友人とともに踏切を渡ろうとしたところ、列車が通過するタイミングと重なり激しく衝突。現場の監視カメラは事故の瞬間を記録しており、衝突直後、二人の身体は粉々に飛び散ったという。

同メディアは、「あまりに凄惨な光景に、通行人や周辺住民は深いショックを受け、エジプトのスポーツ界にも深い悲しみが広がっている」と伝えた。

ユスフさんは、タラエー・エル・ガイシュのユースチームで頭角を現し、その才能と技術は高く評価され、クラブから将来を期待されていたという。

彼の人間性と才能を知るすべての人々にとって、その早すぎる別れは永遠に癒えることのない悲しみとなった。

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