先日、2024年度のバロンドール候補者たちが発表された。
バイエルンのスポーツディレクターであるマックス・エベール氏は、ドイツ代表ジャマール・ムシアラが落選したことに憤慨。
この件について、バロンドールを主催する『France Football』のヴァンサン・ガルシア編集長が説明を行ったようだ。同氏はドイツ紙『Münchner Merkur』でこう述べたそう。
「ムシアラがバロンドール候補30人に入っていないからといって、誰もが認める彼の才能が疑問視されているわけではない。しかし、今年の彼への期待値は高かった。
私の考えでは、彼が選ばれなかった主な理由は3つある。
第一にUEFAチャンピオンズリーグでのスタッツが欠けていること。得点はマティス・テルと同じだった(2得点)。これは彼のようなレベルの選手にとって、十分とは言えない。
また、彼はレアル・マドリーとのCL準決勝やスペイン代表とのEURO準々決勝など重要な試合で活躍できなかった。そのパフォーマンスは壊滅的なわけではなく、むしろ並だったが。
そして、最後に2011年以降のブンデスリーガで最悪の順位に沈んだバイエルンのシーズンも彼の助けにならなかった」
なお、ドイツ選手では、引退したトニ・クロースのほか、フロリアン・ヴィルツ、マッツ・フメルス、アントニオ・リュディガーがノミネートされた。
今年のバロンドール受賞者は10月28日に発表される。