10代のサッカー選手2人が、帰路の途中で交通事故により命を落とした。
イタリア通信社『adnkronos』は6日、同国北東部フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ポルデノーネ県にて、19歳のサッカー選手2人が交通事故の犠牲になり死亡したと報じた。
報道によると、現地時間5日夜にヴァル・コルヴェーラトンネル内で自動車の正面衝突事故が発生した。
死亡したのは、アマチュアリーグのマニアーゴ・ヴァイオントというチームに所属する19歳のダニーロ・ボズ選手とファビオ・ローザ選手である。
事故当時、2人は同じく19歳の友人とともに車に乗っており、練習からの帰宅途中だった。
彼らの車がスリップしてしまい、対向車線に入り込んで女性が運転する車と衝突。その後、車両がトンネルの壁に衝突し、壁の一部が崩壊した。
友人と女性も重傷を負い、現在はウーディネの病院に搬送され治療を受けている。事故の詳しい状況については、地元当局が調査を進めている。
マニアーゴ・ヴァイオントはクラブの公式Instagramにて、「ダニーロとファビオの悲劇的な死に大変な衝撃を受けています。この想像を絶する悲しみに、私たちは家族やその愛する方々に寄り添い、彼らへの全面的なサポートを続けていきます。新たな情報が届くまで、クラブのすべての活動は一時中止いたします」と追悼の意を表明している。