伊東純也、中村敬斗、関根大輝が所属するフランス1部のスタッド・ランス。
1958年以来の優勝をかけて、24日にPSGとのクプドゥフランス決勝を戦った。
選手の総市場価値9.235億ユーロ(1490億円)を誇るスター軍団であるPSGが、ボール保持率76%・シュート20本と圧倒。
スタッド・ランスは枠内シュート1本に終わり、前半だけで3失点。結局、3-0で勝利したPSGが優勝を飾った。
『Maxifoot』は、伊東に3.5点、中村と関根に3点という厳しい採点を与えている。
「関根:右サイドバックは苦戦を強いられた。相手FWブラッドリー・バルコラのスピードに苦戦し、落ち着きを見せられず。
伊東:右サイドで違いを生み出そうと精力的にプレーしたが、デュエルで敗れて守備にエネルギーを浪費。監督は木曜日のプレーオフ第2戦のために温存することを選び、前半だけで交代させた。
中村:試合序盤は興味深い展開を見せたが、攻撃的なプレーを強く求めていたこの日本人選手は消えていってしまった」
伊東は前半だけで交代になったが、その理由は1部残留をかけたプレーオフが残っているため。
スタッド・ランスはリーグ戦で16位に終わったことで、2部3位だったメスとの入れ替えプレーオフを戦う羽目になった。21日の1stレグは1-1に終わり、29日に運命の2ndレグに行われる。その試合の結果いかんでは、2部降格となりうる。
守護神イェフヴァン・ディウフは「PSGは欧州最高のチームひとつ。僕らは持ち前の武器で戦おうと努力した。今夜からメス戦へ移る。厳しいシーズン終盤だが、団結して戦わなければならない。ファンの皆、ありがとう。彼らにとっても厳しいシーズンだ。僕らは全力を尽くした。後悔はない」と語っていた。