先日、2年9か月ぶりにピッチ上でのプレーに復帰した本田圭佑。38歳になった本田は、指導者としても活動している。
W杯アジア最終予選初戦の結果を受けて、「なんて予選ラウンドだもしW杯に出場したいなら、自分は準備ができている。ヘッドコーチとしてね」とXに投稿。W杯出場を狙うアジアの代表国に英語で逆オファーを送っていたが、一部から「指導者ライセンスを取るべき」という指摘がある。
すると、本田はX上にこのような投稿をしていた。
「(ライセンスは)取らねー。要らねー。興味ねー。
取りたい人だけ取ればいいし、任意にするべき。もうライセンス制度はほとんど機能してない。ただ長年変わってないルールなだけ。サッカー界から離れない世界のレジェンドたちがルールを変えるより、従って取るほうが合理的だから、結果いつまでもルールが変わらない。ただ日本だけじゃなく、外でもこの話をしてると深く考えたことがある人がいなかっただけなんだなということが分かってきた。
既得権益の大きさもヨーロッパを中心に知れてる印象を受けた。要するに今は大して機能してないルールを変えることが考えたことがないので、『どうしていいかわからない』ってだけの現状。俺は正直、カンボジアのときのように実質監督としてやってくつもりなので、このルールが変わろうが変わるまいが、得も損もないが、サッカー界にとっては、皆んなが考えてる以上の機会損失は続くだろう。」
本田は以前からライセンス不要論を唱えており、FIFAの要職にあるアーセン・ヴェンゲル氏にその意見を直接ぶつけたこともある。
その考えをあらためて強調してたようだ。