渡辺剛と伊藤敦樹が所属するベルギー1部のヘント。

レギュラーシーズンを終えて上位6チームによるプレーオフを戦っているが、1勝6敗と低迷している。

特に目立つのが失点数の多さ。なんと7試合で22失点しており、得失点差もマイナス20。

そうしたなか、『VoetbalNieuws』は、「ヘントの歴史的最低点が見えてきた衝撃的だ。ヘントはプレーオフ史上最多失点を喫するチームになりつつある(ワースト記録はロケレンの25失点)。残り3試合となり、その記録が刻一刻と迫っている」と伝えていた。

ヘントは1日のクルブ・ブルッヘ戦で1-4の惨敗を喫したが、現地アナリストは「渡辺とGKニコ・ファンデンベルゲがいてくれたのは幸運だった。そうでなければ、(失点)記録はとっくに破られていたはずだ」と指摘。

また、「レギュラーシーズン後、ヘントがプレーオフで重要な役割を果たすだろうと考えていたが、全く違う結果になった。渡辺がこの夏でクラブを去るのは想像もできない。本当にショックだ」と守備陣の崩壊を批判していたそう。

渡辺はオランダの名門フェイエノールトへの移籍が噂されているが、この惨状で主力DFを失うことは考えられないということのようだ。

28歳の渡辺は日本人DFとして空中戦の強さは最強レベルにある選手。

ただ、足元の技術はそれほど高くないこともあってか、2024年3月以降は日本代表に招集されていない。

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