パルマは23日、セリエA第33節でユヴェントスと対戦。前半アディショナルタイムに決まったマテオ・ペジェグリーノのゴールにより1-0で勝利した。
日本代表GK鈴木彩艶はこの試合も先発フル出場。リーグ戦で2試合連続、今季6度目となるクリーンシートを記録している。
『Parma Today』は鈴木に6.0点を与え、「高いボール処理では安定感があり、足元のプレーもほぼ常に正確。集中力があり、ペナルティエリアを完全に支配している」と評した。
パルマはこの勝利により16位から15位へ浮上。残留に向けて大きな勝点3を手にした一方、敗れたユヴェントスは逆にCL出場圏内の4位から5位へと転落している。
下位相手に痛恨の敗戦を喫したイゴール・トゥドール監督は試合後、「前半は相手のほうがいくつかのデュエルで勝ち、非常にレベルの高い内容だった。我々はそうではなかった。そして相手はゴールを決めた。後半は我々が完全に試合を支配したが、クリーンなシュートや、ゴールを決めるために必要な貪欲さ、意欲が欠けていた。パルマは今、良い時期にある」とコメント。
相手を称賛しつつ、「この敗北は痛かったが、まだ全てが終わったわけではない。
次節、パルマは6位のラツィオ、ユヴェントスは最下位のモンツァとそれぞれ対戦する。