
日本代表も出場する東アジアE-1選手権が韓国で開幕を迎えた。
7日に行われた開幕戦では韓国が中国を3-0で下している。
この試合は京畿道龍仁市の龍仁ミルスタジアムで行われたが、スタンドには空席が目立った。
韓国紙『OSEN』は、「3万7000席にわずか4426人スタンドはガラガラ」と伝えていた。
「スタンドは空席だらけだった。試合は平日の夜に行われ、アクセスの問題や欧州組ファンの不在などもあり、多くのサポーターが集まらなかった。
昨年10月のイラク戦に3万5000人が集まったことと比較すると、観客数は大幅に減少。試合開始後も、2階席はおろか、1階席にも空席が目立った。スタジアム周辺に人混みを見つけるのも難しかった。
結局、この日の公式観客数はわずか4426人にとどまった。収容人数は約3万7000人なので、観客動員率はわずか10%強。
交通の不便さに加え、天候も状況を悪化させた。龍仁ミルスタジアムがある龍仁市は、キックオフ直前に気温33度、湿度は73%に達した。猛暑警報が発令されたため、ファンの来場は困難を極めた。
残りの大会期間も猛暑が予想されており、気温が30度を超える日がしばらく続くと予想される。それが続けば、今後も難しい状況が続くだろう」
また、『NATE』も「4426人?興行失敗の兆し」と伝えている。
「開幕戦から興行成績は低調だった。試合が平日に行われるうえ、龍仁ミルスタジアムのアクセスの悪さと猛暑が大きな原因と指摘されている。
龍仁ミルスタジアムは以前からアクセスの悪さを指摘する声が相次いでいる。
スタジアムの近くに電車が通っているが、停車駅がない。駅の中間に位置しており、どちらの駅からも約1.5キロ、約1.3キロと徒歩で20~25分もかかる。バスもソウルからの便数が少ない。
ここに蒸し暑い天気まで重なった。また、ソン・フンミンら欧州でプレーする選手の不在による影響も大きい」
今大会はFIFAのインターナショナルマッチウィークではないため、欧州でプレーする選手は招集されていない。
15日の日韓戦を含めて、今大会の男子の試合はすべて龍仁ミルスタジアムで行われる。
連日30度を超える暑さが続く予定で、男子の戦いが閉幕する15日まで雨予想は一日もないとか(なでしこジャパン対中国戦が行われる16日は雨予報)。